Minerva現代経済学叢書<br> 円とドルの国際金融―ドル体制下の日本を中心に

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Minerva現代経済学叢書
円とドルの国際金融―ドル体制下の日本を中心に

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  • サイズ A5判/ページ数 314p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623049714
  • NDC分類 338.9
  • Cコード C3333

内容説明

日本の対外金融は1970年代末までの貿易金融から、80年代中期には対外投資へ移っていき、日本はグローバルな国際金融の体系の中へ包摂されていった。本書はその変遷と、その後今日までのドル体制下における日本の対外投資、国際金融の主要テーマを提起するとともに、その基本骨格を描く。そして、アジア通貨危機後のドル体制下における日本を含む東アジア全体の通貨・為替制度の今後を、人民元の動向とあわせて展望する。

目次

第1部 ドル体制下における日本の対外投資(貿易金融から対外投資へ―1970年代、80年代中期における日本の対外金融;1980年代における日本の対外投資―3つの対外投資とドル体制支持;ユーロ円とアジアのオフショア市場;1990年代前半期における日本の対外投資の諸特徴―その不安定性と対米ファイナンスの後退;1995年の「協調的為替・金融政策」と日本の対外投資(1995~97年)―1990年代後半期の世界的資金循環のなかで
1997年の金融不安下の円・ドル相場の規定因―ジャパン・プレミアムの拡大と円キャリー・トレード
2003年の国際収支構造とコール市場におけるマイナス金利の発生)
第2部 アジア通貨危機とその後の東アジアにおける円と通貨・為替制度(アジア通貨危機;世界銀行の「資本自由化」戦略と日本政府のスタンス―ワシントン・コンセンサスへの対応;環太平洋地域の外国為替市場―東アジアの通貨・為替制度を検討する素材として;ドル体制下の円と東アジアの通貨・為替制度―東アジア通貨体制構築の模索)

著者等紹介

奥田宏司[オクダヒロシ]
1947年京都市に生まれる。1971年同志社大学経済学部卒業。1977年京都大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。1977年大分大学経済学部専任講師、助教授を経て、1988年より立命館大学国際関係学部助教授。現在、立命館大学国際関係学部教授、経済学博士(1989年、京都大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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