Minerva人文・社会科学叢書
日本的雇用慣行―全体像構築の試み

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  • サイズ A5判/ページ数 453p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623049240
  • NDC分類 366.21
  • Cコード C3333

内容説明

日本的雇用慣行の本質は学歴別・性別に仕切られた経営秩序にある。本書は、身分制の視角から日本的雇用慣行を全面的に再吟味し、日本的雇用慣行の全体像を問う。

目次

序章 本書の課題
第1章 学校から「実社会」へ
第2章 定年制つき「終身雇用」
第3章 年と功の年功制
第4章 「老婆心」の賃金
第5章 会社の一部としての会社内組合
第6章 日本的雇用慣行のこれまでとこれから

著者等紹介

野村正實[ノムラマサミ]
1948年静岡県横須賀町生まれ。1971年横浜国立大学経済学部卒業。1976年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。東北大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kenitirokikuti

10
図書館にて。濱口桂一郎『働く女子の運命』(文春1062)での引用を見て、こちらを先に読んだ。2021年春からNHK教育(おっとEテレか)の日曜ゴールデンタイムにラブライブ!の続編アニメを再放送するのか、とか、左派の運動家はなにゆえ実現不能な目標をわざと掲げてきたのか(過去にはそれが有効であった局面があった)とか、分かる感を得た▲日本の産業は、官業の払い下げから生じた。ゆえに日本の大会社組織は近代官僚組織に似る。欧米の職別労組の方が歴史に由来する特殊であり、日本の職場≒会社別組合の方が自然と言える。続く2021/03/11

keepfine

0
卒論にて参照2010/12/31

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