目次
第1章 人間発達の軸としての「共感」(ヒトはどのように「人」になるのか―ピアジェ発達論から見る;関係論的発達論の展開―ヴィゴツキー・ルネッサンス ほか)
第2章 「共振」から「共感」へ―乳児期における他児とのかかわり(乳児期の人間関係;乳児同士のかかわりの構築過程 ほか)
第3章 「共に」の世界を生みだす共感―自閉傾向のある子どもの育ちを支えたもの(「共に」の世界がない保育;視線を「共に」する共感 ほか)
第4章 保育の場における保育者の育ち―保育者の専門性は「共感的知性」によってつくられる(保育者の専門性とは;新任保育者が「手ごたえ」を感じる時 ほか)
第5章 「対話」が支える子ども・保護者・保育者の育ち合い―多様な他者が共に育ち合う多声的な「場」(保育の「場」における「子育て支援」とは;多様な育ちを読み解く手がかり ほか)
著者等紹介
佐伯胖[サエキユタカ]
1939年生まれ。ワシントン大学大学院心理学専攻博士課程修了(Ph.D.)。青山学院大学文学部教授、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。