内容説明
家計が示すのは単に家族の経済関係だけではない。家計、企業、政府など経済主体の間で貨幣が回っている状況が経済社会全体の様相をつくるのである。本書は、そうした多様な情報を示す重要かつ興味深い対象としての家計を研究するための理論的・実践的知識、そしてデータの分析方法を示し、家計調査へとあなたを誘う。
目次
第1部 家計調査への招待(家計研究の特徴と意義;日本における家計調査の展開;世界の政府機関による家計調査 ほか)
第2部 家計調査の実施と方法(家計調査事例における調査目的と手法;家計調査の設計と方法;家計調査の実施に関する今後の課題)
第3部 家計調査データの分析方法と分析事例(家計調査データの分析事例;戦後50年の家計とこれからの家計;家計における教育関連費支出に関する分析 ほか)
著者等紹介
御船美智子[ミフネミチコ]
1953年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位修得満期退学。お茶の水女子大学生活科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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