内容説明
種田山頭火(一八八二~一九四〇)俳人。生涯を漂泊行乞の旅に生きた、俳人山頭火。破天荒な一俳人の澄んだ声は、いまなお、われわれの心を揺り動かす。山頭火伝の決定版。
目次
第1章 家族の肖像
第2章 分散流離
第3章 世捨て逡巡
第4章 自照の過客
第5章 草庵と旅
第6章 念願二つ
著者等紹介
村上護[ムラカミマモル]
1941年愛媛県大洲市生まれ。伊予松山で過ごした後、26歳から東京在住。作家・評論家。数種の職を経ながら執筆活動に入る。72年に評伝『放浪の俳人山頭火』でデビューした後、異端の人物伝や俳句評論が多い。毎日一句を評する俳句コラムを13年間、地方紙で執筆しており、現在も北海道新聞・信濃毎日新聞・愛媛新聞など14紙で連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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