かかわりの教育学―教育役割くずし試論 (増補版)

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  • サイズ B6判/ページ数 259,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623047031
  • NDC分類 371
  • Cコード C3037

出版社内容情報

『かかわりの教育学』(1993年)に加筆・増補。愛と権威の教育関係論を突破する試み

内容説明

一人の人間にすぎない教師が何を根拠に他者である子どもを指導するのか。本書がめざすのは、親・教師の役割を、現実に人が他者に及ぼす諸作用を直視するところまで戻って見直すことにある。人と人との出会い、精神と精神の出会いにおいて出現する作用を、権力的、権威的、認知葛藤的、受容的・呼応的かかわりの4種に分解し、愛と権威の教育関係論を突破することを試みた。とくに、葛藤を含んだ関係である権力的かかわりと認知葛藤的かかわりの分析に、通説を超える著者の深い思考がある。

目次

第1章 権力的かかわり(権力とは何か;ピアジェの道徳性発達理論について ほか)
第2章 権威的かかわり(ランゲフェルドにおける教育的権威の擁護;ロブロの権威批判 ほか)
第3章 認知葛藤的かかわり(コールバーグ派の道徳性発達研究;ペレ=クレルモンの認知葛藤研究 ほか)
第4章 受容的・呼応的かかわり(ロジャーズの理論;ブーバーの理論 ほか)
終章(発達の最近接領域とかかわり;発達段階とかかわりのかたち ほか)

著者等紹介

岡田敬司[オカダケイジ]
1948年兵庫県に生まれる。1977年京都大学大学院博士課程(教育学)単位取得退学。1985年パリ第八大学教育学博士。京都大学大学院人間・環境学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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るとすわ

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