内容説明
二〇〇六(平成一八)年の医療制度改革では、患者側の選択・行動の重要性がクローズアップされています。まずは、改革の考え方とこれからの医療制度がどこに向かおうとしているのかを理解することが大切です。本書は、難しくなりがちな制度改革の内容を、患者の側に立って、できるかぎりコンパクトにやさしく説明して、最新の情報をお届けするものです。
目次
1章 医療保険の仕組みはどうなっているの(制度の目的;制度の仕組み ほか)
2章 医療にはどんなお金がかかるのか(医療費計算の仕組み;入院時の費用 ほか)
3章 これから医療保険はこう変わる(制度改革の概要;安心・信頼の確保 ほか)
4章 お年寄りの医療制度はこう変わる(老人保健制度;前期高齢者・後期高齢者 ほか)
5章 医療制度改革で変わる病院(診療所と病院の違い;日本の医療の特徴 ほか)
資料編
著者等紹介
植村尚史[ウエムラヒサシ]
1952年、岐阜県生まれ。1975年京都大学法学部卒業後厚生省(当時)入省。国立社会保障・人口問題研究所副所長等を経て、2003年から早稲田大学人間科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。