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ウォールフラワー

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  • サイズ B6判/ページ数 365p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048973137
  • NDC分類 933
  • Cコード C0397

内容説明

全米チャート(ヤングアダルト部門)で堂々、第1位!主人公チャーリーの「青春の痛み」が、アメリカの若者たちの魂を揺さぶる。

著者等紹介

チョボウスキー,スティーヴン[Chbosky,Stephen]
1970年ペンシルバニア州ピッツバーグ生まれ。南カリフォルニア大学映画・テレビ学部脚本科卒業。フィルムメーカーとして活動し、初監督作「The Four Corners of Nowhere」はサンダス映画祭でプレミア上映される。現在、「Fingernails and Smooth Skin」を執筆中。本作は処女小説。ニューヨーク在住

小西未来[コニシミライ]
1971年東京生まれ。南カリフォルニア大学映画・テレビ学部製作科卒業。フィルムメーカーとして活動するかたわら、映画ライターとして「CUT」等で活躍。ロサンゼルス在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チェ・ブンブン

18
映画の予告編を観て興味を抱き原作で先駆け。陰日向で「裸のランチ」や「森の生活」を読み、スクールカースト最下位から不良になることで抜け出そうとするチャーリーの生き様に懐かしさを抱いた。「ロッキー・ホラー・ショー」「ハロルドとモード」といった映画用語も総て私の高校時代の出来事とリンクしているので、これは自分なのではと思わせられた。「若きウェルテルの悩み」の下手なオマージュと思いきや、読み終えた後のぐっとくる切なさがたまらない。映画が楽しみだ!何たって、作者自身が監督しているのだから。2013/09/18

1039kuri

13
そうそう、わかる〜って共感できて、びっくり。若い人からお薦めされて読んだので、うっすら甘く見ていた自分が情けない。恥ずかしい。内向的なのに、かなり攻撃的というかハイパーアクティブな一面も持つ、不思議な男の子の「手紙」という形でのモノローグなんだけれど、読んでる途中で何度も記憶にとどめたい文章に出会ったり、主人公の音楽や読書の趣味に感心したり、思わず涙ぐみそうな展開に戸惑ったりしながら、あっという間に読み終わってしまった。主人公のハチャメチャぶりや自己嫌悪ぶりが痛いやら切ないやら、だけど可愛く感じてしまう。2013/10/08

federao

5
第2の「キャッチャー」との振れ込みでしたけど、そんなもんじゃない。この本を十代で読みたかった。最初の3ページを読んだだけで、この本のすごさがひしひしと痛いほど伝わってきます。リアルなアメリカ高校生ライフ。同性愛、ドラッグ、セックス、自殺がじゃんじゃん出てくるけど高校で必読書にされてる。エマ・ワトソンが、この本を気に入り、サム役で映画化されるそうです。公開は来年。本文中に出てくる本と曲もかっこいいです。「フィルコリンズが来る前のジェネシスはまともなバンドだった」って超クールと思いませんか?2011/11/08

4
「若いな」という感想と「映画でも見てみたいな」という感想です。 アメリカの若さは日本の若者に対する色々な想像を軽く飛び越えてしまいます。 家族愛や若さゆえの悩みなど随所に深く書かれていて読み物としても楽しめました。 2013/12/16

FlowerLounge

3
『13の理由』もよかったけどこれも路線は違えど良作だった。当方オッサンですが割と主人公に感情移入出来てしまいました。手紙形式で綴られているのでたるいかと思ったけど読み始めるとそんなこともなくスイスイ読めました。☆42013/08/22

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