内容説明
組織のあり方の変化は、現代の社会変動の重要な契機をなす。官僚制化とネットワーク化という二つの変動の論理の交錯、情報技術のインパクト、社会問題の解決能力といった視点から、今日の企業・行政・市民団体諸組織を解明する。
目次
組織領域における社会変動としての官僚制化とネットワーク化
第1部 官僚制化の社会理論(行政組織の再編成と社会変動―環境制御システム形成を事例として;官僚制と官僚制化―オートポイエティック・システム論の視界と限界;企業組織の自己改革)
第2部 ネットワーク化する社会(企業組織のネットワーク化;情報技術(IT)の発展と雇用の変容―ネットワーク化と就業構造及び就業形態の変化
「ネットワーク公共圏」の可能性)
著者等紹介
舩橋晴俊[フナバシハルトシ]
1948年生まれ。1976年東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。法政大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。