内容説明
第1巻としての本書の特色を、その構成から紹介しておこう。本書は12の章から構成されているが、大きくは3つの枠組みから、各章の位置づけがなされている。一つ目の柱は、第1章から第4章までであり、保育の世界を構成する基盤になる課題を取り上げている。二つ目の柱は、第5章から第10章までであり、まさに「実践学」を下地とした課題を取り上げた。三つ目の柱は、第11章と第12章であり、時間軸を追いながら、これまでの保育実践の系譜をたどり、そしてこれからの保育実践への願いと展望を示すものとした。
目次
保育の意味世界
子どもの発達と保育
子どもの生活環境病理と保育
子ども期に「ふさわしい生活」と保育
遊びを育てる保育実践
人間関係を育てる保育実践
心とからだのいきいきしさを育てる保育実践
科学する心を育てる保育実践
道徳性の芽生えを培う保育実践
学ぶ力を耕す・培う・育む保育実践
保育の実践を支える子ども観と教育思想
保育実践のゆくえ
著者等紹介
田中亨胤[タナカユキタネ]
兵庫教育大学
三宅茂夫[ミヤケシゲオ]
神戸女子大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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