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家族心理学への招待―今、日本の家族は?家族の未来は?

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623045839
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C3011

内容説明

晩婚化、非婚化、少子化、育児不安、育児放棄、虐待、離婚の増加…。夫婦関係も、親子関係も、親役割と職業の関係も変化していきつつあります。心理学の目線が捉えた変化の様相、30の扉。

目次

1 家族とは何か(現代日本の家族;家族の起源・進化・発達 ほか)
2 恋愛・結婚・夫婦(恋愛・パートナー選択;結婚の意味・価値 ほか)
3 子ども・親子の関係(人類の親子;子どもの価値 ほか)
4 「家族」再考(家族をとりまく物的環境;家族を支える制度・政策 ほか)

著者等紹介

柏木恵子[カシワギケイコ]
1932年生まれ。1960年東京大学大学院博士課程修了。文京学院大学・大学院教授。東京女子大学名誉教授

大野祥子[オオノサチコ]
1969年生まれ。1996年白百合女子大学大学院博士課程中退。鶴川女子短期大学助教授

平山順子[ヒラヤマジュンコ]
1956年生まれ。2001年白百合女子大学大学院博士課程修了。名古屋大学男女共同参画室助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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katoyann

21
家族に関する心理学研究の教科書。心理学者によるテキストであるが、近代家族論やフェミニズムなど様々な知見を引用して、現代日本の家族像に迫る。「結婚生活を営むことは様々なケアの授受の営み」(53頁)でありながら、男性の家事育児参加状況が不十分であるため、結婚生活に不満を持つ女性が多い。在宅夫ストレス症候群というのがある。それは退職した夫が一日中家にいることにより女性のケアの仕事が増えて、心身の健康を崩すという問題を指す。合計特殊出生率1.3というニュースが話題だが、本書で指摘された性別分業が原因だろう。2022/06/09

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