内容説明
航空経済論は従来、交通論の一分野として扱われてきたが、近年経済のグローバル化・自由化・Eコマース化に代表される航空産業とそれを取り巻く諸産業の拡大構造変化に伴い、航空経済論として取り扱うトピックスも膨大となり、独立した研究分野として扱われつつある。本書は、ミクロ経済学と産業組織論的アプローチを駆使して、航空・空港産業の諸制度、政策、および今日的課題を解説するとともに、研究者と実務家の協力による斬新なテキストである。
目次
第1部 経済学からみた航空と空港―経済財としての航空と空港(航空輸送の発展;航空輸送サービスの生産と費用;航空需要;航空輸送業における競争とプライシング;伝統的寡占理論と航空産業 ほか)
第2部 航空と空港のしくみ(国際航空と自由化政策;航空会社の新たなビジネスモデル;国際航空貨物とグローバルロジスティクス;わが国における空港の現状と課題;空港民営化と空港システム ほか)
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