内容説明
ポランニー研究の新しい地平―高弟の手による会話録「ウィークエンド・ノート」を手がかりに、『大転換』以後の思想像に迫る。
目次
序論 冷戦以後の世界とカール・ポランニー
第1章 二重運動論再考
第2章 戦後日本の二重運動
第3章 ポランニーの社会主義思想
第4章 最晩年のポランニー―会話録「ウィークエンド・ノート」とその周辺
補論1 青木昌彦日本企業論の数学模型について
補論2 開発主義と二重運動―『反古典の政治経済学』における村上泰亮の議論をめぐって
補論3 ポランニー思想の今日的意義―『経済の文明史』文庫版解説
著者等紹介
佐藤光[サトウヒカル]
1949年北海道生まれ。1972年東京大学経済学部卒業。1975年東京大学大学院経済研究科博士課程中退。京都大学経済研究所助手などを経て、大阪市立大学院経済学研究科教授、経済学博士。1998年郵政大臣表彰受賞。専攻は社会経済論、宗教経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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