Minerva人文・社会科学叢書 109 立命館大学人文科学
現代国家と市民社会―21世紀の公共性を求めて

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  • サイズ A5判/ページ数 339p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623043477
  • NDC分類 311.04
  • Cコード C3331

出版社内容情報

新たな公共性をいかなる手続で形成するか。

内容説明

本書では、人文・社会科学諸領域の気鋭の研究者が集い、時代が求める「新しい公共性」の創出をめざして刺激に満ちた知的議論が繰り広げられている。「危機の時代」を果敢に見据えた新しい学知探究の書。

目次

「市民社会」問題をアジア諸国の事例から見直す
第1部 日本近代主権と公権力(近代日本における公権力・立憲制・ナショナリズム;近代主権と立憲制;近代日本の都市自治論の再生―市民読本が修正する国民社会)
第2部 現代国家と公共性問題(改憲イデオロギーと「公共性」問題;中央省庁改革と国家行政組織の公共性;教育改革と公共性 ほか)
第3部 市民社会・市場と公共性問題(国境を超える市民社会―グローバル化のもとでの世界市場と市民社会;市民社会と経済的不平等―予備的考察;公益事業における公共性 ほか)

著者等紹介

山口定[ヤマグチヤスシ]
立命館大学名誉教授・大阪市立大学名誉教授

中島茂樹[ナカジマシゲキ]
立命館大学法学部教授

松葉正文[マツバマサフミ]
立命館大学産業社会学部教授

小関素明[オゼキモトアキ]
立命館大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆう。

10
とても僕にとっては難しい内容でした。現代のグローバル経済の中でも、市民社会は存在し、現代国家と市民社会の問題を、アジア諸国の事例、日本近代主義と公権力、現代国家と公共性問題、市民社会・市場と公共性問題の視点で探究されています。また、今日の資本主義における公共性の問題についても、マルクス主義およびハーバーマスの「公共圏」の視点から深められています。僕にとっては、内容を吸収するのに、もう少し頭の整理が必要です。でも、面白い本だと思いました。2014/08/01

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