内容説明
真にゆたかなくらしを実現するためにはどのようなことが求められるのであろうか?本書では、家計の安心と生活の充実、現代社会における地域コミュニティの発展、国および地方の役割と政策という三つの側面から、この問いにアプローチする。
目次
不確実な時代における生活の安全、安心、ゆたかさの追求
第1部 家計の安心と生活の充実(心ゆたかなくらしと地域社会の創造;新しい働き方モデルの模索;少子・高齢社会における家計の自助と自助を支えるしくみの構築)
第2部 現代社会における地域コミュニティの発展に向けて(ゆたかなくらしを創る都市再生政策;市民社会領域参加者の価値指向性とその本質―それは「ゆたかな市民社会領域」の構築に寄与し得るものなのか;企業の社会的責任と地域戦略 ほか)
第3部 安全、安心でゆたかなくらしのための政府の役割と政策(少子・高齢社会の進展と社会保障財政;岐路に立つ公的年金制度;よりよい介護保険制度に向けて ほか)
著者等紹介
中島克己[ナカシマカツミ]
1942年生まれ。1970年関西学院大学大学院経済学研究科博士課程修了。神戸国際大学経済学部教授。専攻、財政学、地方財政論
三好和代[ミヨシカズヨ]
1952年生まれ。1981年神戸大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。神戸国際大学経済学部教授。専攻、国際経済学、国際金融論
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