内容説明
はじめて福祉を学ぶ人たち、これから福祉を志そうとする人たちのための社会福祉入門。虐待、不登校、高齢者の孤立、子育て支援など、福祉の現実をどう見るのか。より人間らしく生きるための福祉の支援、福祉社会の今後をどう考えていくのかを問いかける。
目次
第1編 福祉の原理を考える(より人間らしく生きる―人間発達と福祉の課題;社会福祉と権利―権利は私たちの運動で獲得するもの;地域福祉とネットワーク―人と人のつながる力 ほか)
第2編 福祉問題と支援を考える(在宅高齢者の生活問題―その現実と、高齢者の孤立・生活問題の潜在化を克服する課題;少年非行と福祉問題―司法福祉という考え方;不登校(登校拒否)問題―どうとらえ、どう取り組むか ほか)
第3編 福祉社会の今後を考える(地域社会と住民生活―孤立・分散の競争社会から連帯・協働の福祉社会をめざして;新しい人権としての発達保障―人間の安全保障から発達保障へ;子育て支援の国際比較―ケアの公共性 ほか)
著者等紹介
加藤直樹[カトウナオキ]
1969年、京都大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程満期退学。立命館大学産業社会学部教授。専門領域、発達心理学、社会福祉学
峰島厚[ミネシマアツシ]
1979年、東京都立大学大学院人文科学研究科教育学専攻博士課程満期退学。立命館大学産業社会学部教授。専門領域、障害者福祉論
山本隆[ヤマモトタカシ]
1999年、岡山大学大学院博士課程文化科学研究科修了(学術博士)。立命館大学産業社会学部教授。専門領域、福祉の制度政策および行財政論
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感想・レビュー
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- 和書
- かもめ 西和リブロス