EU研究の新地平―前例なき政体への接近

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  • サイズ A5判/ページ数 300p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623042975
  • NDC分類 333.7
  • Cコード C3031

出版社内容情報

未知の統治体をめぐる学際的アプローチ。

目次

第1章 日本におけるヨーロッパ連合研究のあり方―方法論的ナショナリズムを越えて
第2章 政体の観点からEUを考える―国家を離れて「独特の」政体を語ることは可能か
第3章 新しい統治としてのOMC(開放的協調)とヨーロッパ化する政党政治―あいまいな制度を求めて?
第4章 EU環境法とポスト国民国家の言説―刑事罰適用と市民の司法アクセスをめぐって
第5章 経済政策統合に伴うヨーロッパの経験
第6章 EU、国民国家を超える制度の政治経済学
第7章 動く多元法秩序としてのEU―EU憲法条約への視座
第8章 政治哲学問題としての欧州統合
終章 今後の研究に向けて

著者等紹介

中村民雄[ナカムラタミオ]
1959年大分県に生まれる。1983年東京大学法学部卒業。1987年ロンドン大学法学修士課程修了(LL.M.)。1991年東京大学大学院法学政治学研究科英米法専攻博士課程修了(法学博士)。1991年成蹊大学法学部助教授。1999年成蹊大学法学部教授、9月より東京大学社会科学研究所助教授
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