出版社内容情報
具体例から分析するこれからの商業のあり方
内容説明
本書は、地域商業の衰退が叫ばれ、その活性化への運動が高まる現在、商業を「まちづくり」の視点から改めて問い直すものである。各章は、具体的事例に密着した調査に基づいて、その現況と展望を記述し、その特徴を捉えている。今後の地域活性化の動向を把握、研究するうえで、貴重な分析資料となる。
目次
商業・まちづくりの時代
第1部 まちづくりと地域商業(まちづくりが示唆する地域商業の方向性;都心における新たな商業地の生成;都心部におけるコミュニティ再生とまちづくり;地域との絆を強める地域通貨 ほか)
第2部 まちづくりのインターフェイス(まちづくりにおける都市交通の役割;IT産業の特質をふまえた産業集積創造計画;建築物の用途転用(コンバージョン)とまちづくり
特産品振興における地域ブランドの確立 ほか)
商業・まちづくりの展開に向けて
著者等紹介
石原武政[イシハラタケマサ]
1943年生まれ。神戸商科大学卒業、神戸大学大学院経営学研究科博士課程を経て、大阪市立大学大学院経営学研究科教授
加藤司[カトウツカサ]
1954年生まれ。福島大学経済学部卒業、神戸商科大学大学院経営学研究科博士課程を経て、大阪市立大学大学院経営学研究科助教授
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