出版社内容情報
諸領域から多角的にジェンダーの諸相を読む。
内容説明
ジェンダーという概念から現代社会を見た場合、政治・経済・社会・文化の枠組みの中では、はたしてどのような問題や課題が生じているのか。本書では、社会学・法学・経済学そして歴史・文化という多様な領域から、ジェンダー学に多角的アプローチを試みる。
目次
現代社会とジェンダー問題
第1部 社会からみたジェンダー(少子高齢社会からみたジェンダー;ジェンダーと子育て;男性学のゆくえ)
第2部 法からみたジェンダー(法律学とジェンダー;家族法とジェンダー;離婚紛争とジェンダー)
第3部 経済からみたジェンダー(ジェンダーと経済学の限界;賃労働・家事労働とジェンダー)
第4部 歴史・文化からみたジェンダー(バングラデシュ農村部におけるジェンダー意識の変容;イスラームにおける女性の地位;歴史のなかのジェンダー)
著者等紹介
保坂恵美子[ホサカエミコ]
1941年生まれ。1964年九州大学文学部卒業。2002年山口県立大学大学院健康福祉学研究科卒業(健康福祉学修士)九州大学助手、福岡県庁、鹿児島女子大学構師・助教授、長崎県立大学教授、北九州大学教授を経て、久留米大学文学部教授、久留米大学大学院比較文化研究科(前期・後期)博士課程教授、文学博士
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