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社会調査へのアプローチ―論理と方法 (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 368p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623041046
  • NDC分類 361.9
  • Cコード C3336

内容説明

講義のテキストとして実際に使いやすいこと、そして学生が実証的な調査研究を独学で進めていけることを重視して編集された社会調査の入門書。社会調査の基本的な理論と方法を紹介し、そのノウハウを、興味ある題材・テーマから具体的にわかりやすく解説し、読む者に、社会調査のおもしろさ・奥の深さを発見させ、「とにかくやってみよう」と思わせる一冊。

目次

第1部 社会調査の論理(社会調査へようこそ;情報資源の発掘調査―社会調査のファースト・ステップ ほか)
第2部 調査票調査の方法(調査票を作ってみよう;サンプリングの論理と実際 ほか)
第3部 質的調査の方法(質的調査の魅力;質的調査の実践)
第4部 補習と実習(A君のトライ・アンド・エラー―センス・オブ・ワンダーを磨き、ソシオロジカル・イマジネーションを働かせよう;基礎統計量をマスターしよう ほか)

著者等紹介

大谷信介[オオタニシンスケ]
1955年神奈川県生まれ。筑波大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学、社会学博士。関西学院大学社会学部教授。専攻、都市社会学・社会調査論

木下栄二[キノシタエイジ]
1960年埼玉県生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。桃山学院大学社会学部助教授。専攻、家族社会学・社会調査論

後藤範章[ゴトウノリアキ]
1956年長野県生まれ。日本大学大学院文学研究科博士課程満期退学。日本大学文理学部教授。専攻、地域社会学・都市社会学・社会調査論

小松洋[コマツヒロシ]
1963年大阪府生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程中途退学。松山大学人文学部教授。専攻、環境社会学・計量社会学・社会調査論

永野武[ナガノタケシ]
1963年神奈川県生まれ。筑波大学大学院社会科学研究科博士課程修了、社会学博士。松山大学人文学部助教授。専攻、国際社会学・社会調査論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュミットさん

3
量的調査・質的調査のしくみ、手法についてわかりやすく解説。古典名著の紹介もあり、初学者には最適の書。世論調査や視聴率など、さまざまな統計データ上の数字が何を表しているのかー。ありとあらゆる「数字」が氾濫している世の中だからこそ、データを読み解く力を身につけたいものである。2009/03/30

oyukichu

2
情報っていかに収集され解釈されているかと思うと、情報を扱うことの難しさを本書で実感すると思います。量的調査と質的調査共に難しく細部に渡って気を配らなければならならないことを、私は質問を実際に作ってみて実感しました。情報は完璧ではない。そう思うと新聞などで数字を疑ってみると面白いです。最近では2012年就職率が93パーセントという数字も当人たちが「ほんまかいな」と思えるようなものだったのですごく有意義な調査でした。2012/06/18

Toshiyuki S.

2
10年ぶりに再読。社会調査を適切におこなうことの難しさ、調査の結果を読み解くためのスキルの大切さが、コンパクトにまとめられている。執筆された先生方のコンセプトどおりだと思うが、独習向けというよりは教材向け。2012/03/21

世界はきっと輝いてみえる

1
前半けっこう心得的な部分に多く割かれているので飽きるっちゃ飽きるかも。中盤から本気出す。基本的とされる部分は学べると思う。学部くらいのなら。2011/05/07

伊瀬有佐

1
大学の講義にて。今月末にテストがあるんだが、何が出るんだか……2011/01/07

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