ふたり腐れ

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ふたり腐れ

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152104182
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

コールセンターで働くイチカは平凡な日常を静かに過ごしていた。そんなある日、居酒屋で隣り合った大柄な女が人を殺す場面を目撃したことから、連続殺人鬼との奇妙な共同生活が始まる……その関係は支配か友情か恋か。ふたりが堕ちてゆく果てにあるものとは?

内容説明

コールセンターの派遣社員として働く飯島市果は、平凡な日常をただ静かに過ごしていた。そんなある日、一人で通う居酒屋で隣り合った大柄な女が、街で無造作に人を殺す場面を目撃したことから、連続殺人鬼との奇妙な共同生活が始まる。その関係は、支配か、友情か、それとも恋か?桜の開花を追うかのように、殺人を繰り返しながら北へと堕ちてゆく二人の果てにあるものとは?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

139
ここに新たな悪女誕生す!その名は「市果」かぁぁぁ!みんな騙された。まんまと櫛木理宇にやられたのは私だけじゃないはず。こんなラストを用意してたなんて・・読み友さんが「凶器の女」と評したのも頷ける。どうぞ美雨が否、芹香が穏やかに暮らせますようにと祈るしかない読後感だ。2025/05/21

ちょろこ

117
予想外の方向が面白かった一冊。ある日を境に連続殺人鬼との共同生活を余儀なくされた主人公イチカ。殺人は止まることを知らず、桜前線ならぬ殺人前線北上の逃避行生活。次第にイチカたちのバランスの中で芽生え変化していく感情は、重なる生い立ちが絡むとちょっとせつなくもあって読みながら思わず感情を揺さぶられることも。このままどういうなれの果てを迎えるのか、追う刑事の事情も絡み出して複雑かつ予想外の方向へいざなわれたのが面白い。そして最後の最後までバッチリのこのゾゾっと感が櫛木さんらしい。イメージは虎視眈々のハンターか。2025/05/17

ごみごみ

61
平凡な派遣社員、イチカが出会った大柄な女。目撃してしまった恐ろしい光景。そこから始まる異様な共同生活。次々と殺人を犯す女に陶酔していくかのようなイチカ。恵まれない生い立ちと壊れた心を持つふたりの危険な逃避行はいつまで続くのか。後半の怒涛の展開には、頭が追いつけないほど。櫛木さん、容赦ないわ。呼び覚まされた「ほんとうのわたし」の決意に震えるラスト。2025/05/11

sayuri

56
私の中で櫛木理宇さんはイヤミスを超えたオゾミス作家の位置付け。本作もその悍ましさは健在。さしたる理由もなく本能の赴くままに次々と殺人を繰り返す大柄な女。人質となり共に行動する事になった派遣社員の飯島市果。連続殺人鬼との殺人行脚。殺害シーンが緻密に描かれていない事が救いだが、脳内映像をシャットダウンした状態で読み進めた。ストックホルム症候群のような関係性に危険信号が点滅するが、真相は更にその上をいく。サイコパスの狂気に慄きながら彼女達の行く末を見届けた。櫛木さん今回も容赦ない。新たなシリアルキラーの誕生だ。2025/05/25

hirokun

54
★3 櫛木さんのホラー連続殺人鬼小説。心理学派生の様々な症状・学説を引用してサイコキラーを描いた作品で極めて読後感の悪さを感じさせる。櫛木さんの狙い通りの効果を発揮しているのだろうが、私には今一つしっくりこない。2025/05/31

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