出版社内容情報
今甦る小泉八雲、植民地主義以後の視点から。
内容説明
小泉八雲の名で知られるハーンは、英軍占領下のギリシャで生れ、ダブリンで育ち、米国で名を成した。仏領西インド諸島でクレオールの民俗を探り、来日するや同じ手法で日本人の霊の世界に入り込んだ。『怪談』はその成果である。米英の宣教師が毛嫌いした神道文化をなぜハーンだけが理解できたのか。比較文化史研究の第一人者がその秘訣を説き明かす。
目次
第1部 植民地化・キリスト教化・文明開化(ハーンが読んだラバ神父の『マルティニーク紀行』;クレオール民話が世に出た経緯;小泉八雲の民話『雪女』と西川満の民話『蜆の女』の里帰り)
第2部 語り続ける母(ギリシャ人の母は日本研究者ハーンにとって何を意味したか;カリブの女;鏡の中の母 ほか)
第3部 比較の有効性について―方法論的反省(ハーンの『草ひばり』と漱石の『文鳥』)
著者等紹介
平川祐弘[ヒラカワスケヒロ]
1931年生まれ。1964年東京大学大学院博士課程単位取得(比較文学比較文化課程)(文学博士)。現在、東京大学名誉教授、大手前大学大学院教授
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感想・レビュー
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メルセ・ひすい
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14-13赤16★5 ラファエル・コンフィアン様、礼賛 ハーン本は膨大…あの『ダンテ』の辛口、東大名誉教授が、親日家?ヘルン様の脳内ソフトを腑分けします!・クレオール民俗学から神道分析…英米の基督教宣教師が毛嫌い、身の毛もよだつ神道文化を何故ハーンだけが理解し、妻子を捨てて?逆かも…素晴らしき旅人は、出雲の国の文豪として半生を全うしたのか?比較文化研究のトップ・ランナーが新たな切り口で読書メーター諸君を霊体験に誘います。夏目漱石が帝大で猛然と研究に勤しんだパワーはハーンに対する闘争心だった*☆*:;;2010/11/04
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