ヨーロッパの大規模流通業―国際的成長の戦略と展望

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  • サイズ A5判/ページ数 322p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623040186
  • NDC分類 673.7
  • Cコード C3034

出版社内容情報

カルフール、メトロ等の実態と最新動向。

内容説明

本書は、ヨーロッパの大規模流通業の動向を包括的に、かつ具体的な最新のデータに基づいて分析したものである。現在、ヨーロッパの大規模流通業は大きな変革の過程にある。それぞれの国内での集中が進展し、国外への投資も活発になっている。グローバル流通大競争時代の到来である。競争は、店舗、業態、企業(グループ)の各階層で激化の一途をたどり、重要な戦略決定がますます数多く、頻繁に行われている。本書は、この問題の解明に広い見地から取り組んでいる。国際的成長をめざす戦略に関する基本的な方向と豊富な事実的情報を与えてくれる。

目次

第1章 ヨーロッパ流通企業の戦略の進展
第2章 流通企業の国際化戦略
第3章 食品部門における流通業態と企業戦略の進展
第4章 ヨーロッパの非食品大規模流通業:業態と企業戦略の進展
第5章 流通業者ブランドの展開と生産者との協働戦略
第6章 ヨーロッパ流通企業の組織構造の進展

著者等紹介

コッラ,エンリコ[コッラ,エンリコ][Colla,Enrico]
イタリア出身。トリノ大学卒業後、イタリア炭化水素公社の運営するエンリコ・マッテイ大学院で修士号を、さらにはフランスのリオン第3大学で経営学博士号を取得。1984年から1997年まで、ミラノのルイジ・ボッコーニ商科大学で流通企業の戦略と組織構造について講義するとともに、戦略と組織の領域を中心に企業に対するコンサルティング活動も活発に展開していた。その後拠点をパリに移す。1997年9月から、パリ商工会議所所属のビジネス・スクールの一つであるネゴシアにおいて、国際マーケティングおよび小売経営論担当の教授を勤める。1999年9月からは研究部門代表にもなる

三浦信[ミウラマコト]
1925年静岡県生まれ。学歴―1946年京都帝国大学経済学部卒業。1959年イタリア炭化水素公社所属炭化水素研究大学院(現・エンリコ・マッテイ大学院)修了(Diploma di Merito受領)。職歴―1950年関西学院大学経済学部助手。以後、同大学商学部専任講師、助教授を経て、1963年関西学院大学商学部教授(1972年まで)。以後株式会社ビジネス・リサーチ代表取締役、京都産業大学経済学部教授、鈴鹿国際大学国際学部教授を歴任。なお、1973年から1991年までイズミヤ株式会社取締役または監査役を兼務。1998年鈴鹿国際大学退職。現在、京都産業大学名誉教授、鈴鹿国際大学名誉教授、商学博士。著書に『マーケティングの構造』(ミネルヴァ書房、1971年。日本商業学会賞受賞)など
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