出版社内容情報
日本が生んだ世界の古典、高田社会学の神髄。
内容説明
社会学は社会を対象とする法則科学である。社会とは人と人との結合である。「結合定量の法則」から「基礎社会の拡大縮小の法則」以下六つの法則が導かれ、未来社会について「世界社会」と「無階級社会」の実現が予測される。
目次
第1篇 社会学(社会学;社会学の問題 ほか)
第2篇 社会の形成(社会の成立;社会の単純分化 ほか)
第3篇 社会の形態(基礎社会と派生社会;結合に関する一般的法則 ほか)
第4篇 社会の結果(文化の発達;文化の発達過程 ほか)
著者等紹介
高田保馬[タカタヤスマ]
1883年佐賀県生まれ。京大卒。文学博士。社会学者・経済学者。九大、京大、阪大教授などを歴任。京大名誉教授。宮中御歌会召人、旭日重光章、文化功労者。1972年逝去。正三位勲一等瑞宝章。著書は100冊を超える
富永健一[トミナガケンイチ]
1931年東京都生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院修了。社会学博士、経済学博士。東京大学教授、慶応義塾大学教授、武蔵工業大学教授を経て、現在、東京大学名誉教授。日本経済新聞図書文化賞、勲三等旭日中綬章。専攻は、社会学理論、社会変動、近代化、社会階層、経済社会学、組織理論
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