出版社内容情報
【内容】
BSE、ダイオキシン、環境ホルモン、ポストハーベスト農薬、食品添加物、
食中毒、遺伝子組換え作物、etc…私達の食環境は危険がいっぱい。
正確な知識で情報を整理しよう。
[本書の特長]
*従来の食の「安全問題」を、より大きく包括
的な「環境問題」としてとらえ直す。
*大学の研究者、生協の研究者、市民運動や環
境NGOなど、多方面の執筆者による視野の
広さと深さを備えた。
*単にこの食品が危険という警鐘にとどまらず、
なぜこの問題が起きたのか、その問題の背景、
変遷過程と現状、将来の動向等、食の安全と
環境問題に取り組む多くの人々に基礎資料を
提供する。
*WTO(世界貿易機関)やコーデックス委員会
(国際食品規格委員会)の動向等、世界の潮流
や問題点にも焦点を合わせた。
【目次】
はじめに
1 輸入食品
2 感染症と食中毒
3 食品中に残留する化学物質
4 食品添加物
5 環境汚染と食の安全
6 安全な食品・不安な食品
7 食べ物の安全とは
さくいん
内容説明
BSE、国産肉偽装工作、無登録農薬や食品添加物の不正使用、ダイオキシンや環境ホルモンによる食品汚染、O157の食中毒、等々。食べ物があふれ、ノーベル賞の受賞者があい次ぐような科学技術の進んだ日本で、今なお食の安全に課題が山積していることに納得がいきません。本書は食の安全問題を読者に問いかけ、今日の状況をもたらしたものが何であるのか、今後何をすればいいのかを考える本です。
目次
1 輸入食品
2 感染症と食中毒
3 食品中に残留する化学物質
4 食品添加物
5 環境汚染と食の安全
6 安全な食品、不安な食品
7 食べ物の安全とは
著者等紹介
加藤不二男[カトウフジオ]
1930年愛知県生まれ。1958年関西大学経済学部卒業。大蔵省神戸税関勤務、大阪よどがわ市民生協(研究職)勤務を経て、現在、大阪よどがわ市民生協専任講師、税関行政研究会会員(元副会長)、日本消費経済学会理事、大阪食糧農業問題研究会事務局長。専門分野は食品安全学、通関行政論。永年、食の安全と消費者のための食品行政を求めて運動し、各種消費者団体の学習会に講師、パネラーとして積極的に活動している
山口英昌[ヤマグチヒデマサ]
1942年大阪府生まれ。1971年大阪市立大学大学院工学研究科修了、工学博士。ドイツ、アレキサンダー・フォン・フンボルト財団博士研究員、大阪市立大学原子力基礎研究所を経て、1994年大阪市立大学大学院生活科学研究科教授。専門分野は食環境科学、食安全学。食の安全に関心を寄せる消費者に向け、講演、執筆、情報発信に力をそそぐ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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