出版社内容情報
【内容】
最前線の現場レポート――
介護保険が福祉行政の現場にもたらしたものは何か。
福祉行政界に大変動を引き起こした介護保険導入から3年。高齢者保護行政の現場には、いったい何が起こったのか。ベテランケースワーカーである筆者が、制度の転換点を詳しく解説するとともに、生活保護の現場から見た高齢化社会の現実を描く。
【目次】
序 福祉事務所の情景
1 H福祉事務所の情景
2 「情景」からの考察
1 体験事例パート1――収集癖等について
1 被保護世帯の中の高齢・独居世帯
2 医者嫌い
3 収集癖
2 体験事例パート2――痴呆症高齢者について
1 身内への電話攻勢
2 持ち帰り・物盗られ妄想
3 介護保険と高齢者福祉
1 措置制から保険契約制へ
2 体制転換がもたらしたもの
3 介護保険考
4 体験事例パート3――高齢者の住居について
1 高齢者世帯の住居の状況
2 賃貸住宅の場合
3 自家の場合
5 体験事例パート4――最近増加傾向にある事例
1 身元不明の死、他
2 同伴する債権者
終 福祉行政の行方
資料編
内容説明
福祉行政界に大変動を引き起こした介護保険導入から3年。高齢者保護行政の現場には、いったい何が起こったのか。ベテランケースワーカーである筆者が、制度の転換点を詳しく解説するとともに、生活保護の現場から見た高齢化社会の現実を描く。
目次
序章 福祉事務所の情景
第1章 体験事例パート1―収集癖等について
第2章 体験事例パート2―痴呆症高齢者について
第3章 介護保険と高齢者福祉
第4章 体験事例パート3―高齢者の住居について
第5章 体験事例パート4―最近増加傾向にある事例
終章 福祉行政の行方
著者等紹介
三矢陽子[ミツヤヨウコ]
1953年生まれ。1974年S県立短期大学卒業(農業流通経済専攻)。1974年K市一般行政職員として採用される。1981年福祉事務所配属。1983年社会福祉主事資格を取得。1994年主任社会福祉主事となる。2003年3月末日をもってK市を退職。現在は私立B大学社会学部社会福祉学科に在籍し、就学中の身である
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