出版社内容情報
【内容】
新しいイギリス近代史像を提起する――
テューダー時代からブレア政権の現代までのイギリス近現代史を、「ジェントルマンと帝国」という斬新な視角で記述する。改訂するにあたり、新たにコラムを掲載し、年表・参考文献・地図の充実を図った。
【目次】
はじめに
I 工業化前の時代
1 近世社会の成立
[コラム] ロンドンの膨張/ぜいたく禁止法の時代
2 絶対王政からピューリタン革命へ
[コラム] ガイ・フォークス・デイ/ボスカベルのオーク
3 工業化への道
[コラム] アジア物産への憧れが生んだ産業革命新興都市の発達
4 名誉革命体制の展開
[コラム] ロンドンのペスト大流行と大火/ジョージ1世とオックス・ブリッジ
5 前工業化時代の生活と文化
[コラム] 徒弟奉公とライフ・サイクル・サーバント
II 工業化の時代
6 工業化の進行と自由主義
[コラム] コレラの流行と労働者階級の衛生状態/初期の万国博覧会
7 工業化時代の生活と文化
[コラム] 狐狩り
8 「帝国主義」と大衆社会の到来
[コラム] タイタニック号事件/女性議員第1号ナンシー・アスター
9 現代イギリスの明暗
[コラム] イギリス病・サッチャー・バブル
参考文献/付図/年表/事項索引/人名索引
内容説明
テューダー時代からブレア政権の現代までのイギリス近現代史を概観。政治史、経済史にとどまらず、ジェントルマン、帝国、社会史の動向に配慮し、叙述に深みをもたせた。本格的な改訂にあたって、現代史の強化、参考文献のアップデイトのほか、新たにコラムを設定し、年表や地図の充実を図った。
目次
第1部 工業化前の時代(近世社会の成立;絶対王政からピューリタン革命へ;工業化への道;名誉革命体制の展開;前工業化時代の生活と文化)
第2部 工業化の時代(工業化の進行と自由主義;工業化時代の生活と文化;「帝国主義」と大衆社会の到来;現代イギリスの明暗)
著者等紹介
村岡健次[ムラオカケンジ]
1935年神奈川県生まれ。1959年京都大学文学部史学科卒業。1964年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、大手前大学人文科学部教授、文学博士
川北稔[カワキタミノル]
1940年大阪府生まれ。1963年京都大学文学部史学科卒業。1967年京都大学大学院文学研究科博士課程中退。大阪大学文学部助手・大阪女子大学講師・助教授をへて、1976年大阪大学文学部助教授・教授。1983年文学博士。1997年大阪大学大学院文学研究科長。現在、大阪大学大学院文学研究科教授・大阪大学附属図書館長
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