イギリス近代史―宗教改革から現代まで (改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 303,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623037841
  • NDC分類 233.05
  • Cコード C3022

出版社内容情報

【内容】
新しいイギリス近代史像を提起する――
テューダー時代からブレア政権の現代までのイギリス近現代史を、「ジェントルマンと帝国」という斬新な視角で記述する。改訂するにあたり、新たにコラムを掲載し、年表・参考文献・地図の充実を図った。

【目次】
はじめに
 I 工業化前の時代
1 近世社会の成立
  [コラム] ロンドンの膨張/ぜいたく禁止法の時代
2 絶対王政からピューリタン革命へ
  [コラム] ガイ・フォークス・デイ/ボスカベルのオーク
3 工業化への道
  [コラム] アジア物産への憧れが生んだ産業革命新興都市の発達 
4 名誉革命体制の展開
  [コラム] ロンドンのペスト大流行と大火/ジョージ1世とオックス・ブリッジ 
5 前工業化時代の生活と文化
  [コラム] 徒弟奉公とライフ・サイクル・サーバント 
 II 工業化の時代
6 工業化の進行と自由主義
  [コラム] コレラの流行と労働者階級の衛生状態/初期の万国博覧会
7 工業化時代の生活と文化
  [コラム] 狐狩り
8 「帝国主義」と大衆社会の到来
  [コラム] タイタニック号事件/女性議員第1号ナンシー・アスター 
9 現代イギリスの明暗
  [コラム] イギリス病・サッチャー・バブル
参考文献/付図/年表/事項索引/人名索引 

内容説明

テューダー時代からブレア政権の現代までのイギリス近現代史を概観。政治史、経済史にとどまらず、ジェントルマン、帝国、社会史の動向に配慮し、叙述に深みをもたせた。本格的な改訂にあたって、現代史の強化、参考文献のアップデイトのほか、新たにコラムを設定し、年表や地図の充実を図った。

目次

第1部 工業化前の時代(近世社会の成立;絶対王政からピューリタン革命へ;工業化への道;名誉革命体制の展開;前工業化時代の生活と文化)
第2部 工業化の時代(工業化の進行と自由主義;工業化時代の生活と文化;「帝国主義」と大衆社会の到来;現代イギリスの明暗)

著者等紹介

村岡健次[ムラオカケンジ]
1935年神奈川県生まれ。1959年京都大学文学部史学科卒業。1964年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、大手前大学人文科学部教授、文学博士

川北稔[カワキタミノル]
1940年大阪府生まれ。1963年京都大学文学部史学科卒業。1967年京都大学大学院文学研究科博士課程中退。大阪大学文学部助手・大阪女子大学講師・助教授をへて、1976年大阪大学文学部助教授・教授。1983年文学博士。1997年大阪大学大学院文学研究科長。現在、大阪大学大学院文学研究科教授・大阪大学附属図書館長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

102
チューダー史関連の50ページくらいまで読了。経済・産業の変遷に対する視点からというのが興味深い。ヘンリー七の終わりからハにかけての毛織物の輸出はイギリス貨幣が欧州通貨に比べて割役で輸出しやすかったことも一因。王室が質の悪い貨幣を鋳造したためでもある。エリザベスの時代に、ヨーロッパの経済の中心の一つであるアントワープにおいてスペイン帝国下で迫害が始まり、多くがイギリスにも亡命。買い手がいなくなり、産業は下向き、救貧法が出来る。2022/02/25

ELAT

1
高校世界史よりも詳しく知りたい人向け。政治・外交のみならず社会についての記述が多くて勉強になった。2015/12/13

viola

1
テスト対策として。読み物としてはつまんないけど、レポートやテスト対策にはおススメ。 楽しいタイプの本ではなく、まじめーーな感じの本です。2010/02/01

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