Minerva人文・社会科学叢書<br> 近代日本資本主義史研究―歴史から現代へ

個数:

Minerva人文・社会科学叢書
近代日本資本主義史研究―歴史から現代へ

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ A5判/ページ数 563p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623036738
  • NDC分類 332.106
  • Cコード C3333

出版社内容情報

【内容】
日本資本主義論争を立脚点に、その後の研究史から学ぶべき方法認識を提示する。本書は、第二次大戦前日本の社会科学形成期を画した日本主義論争を再点検しつつ、その今日に与える学問的意義を確かめる第1部と、それを基礎に戦前の経済政策がいかなる具体的問題をもたらしたかを捉えた第2部からなる。これを通じて歴史から現代へどのようにつなげていくべきかを考察する。

【目次】
序 本書の構成と課題
 I 日本資本主義論争と野呂栄太郎
1 日本資本主義論争史
 補1日本近代化の基礎視角
 補2大石嘉一郎著『日本資本主義史論』について
2 野呂栄太郎
 補3野呂栄太郎の日本帝国主義分析
3 野呂―猪俣現段階論争の展開過程
4 再生産論と日本資本主義分析
 II 戦間期日本資本主義と政策対応
5 構造転換期の日本資本主義と金解禁政策
6 金解禁政策の失敗か、ドル買いの責任か
7 日本貿易構造分析の検討
8 戦間期貿易構造の展開過程
9 戦間期日本資本主義と権威主義的秩序の再編
10 経済更正運動と「満州」移民
 補4静岡県周智郡森町と満蒙開拓
 補5大石嘉一郎編『日本帝国主義史I』について
 補6昭和恐慌の世界的位置
 補7国家資本輸出研究会編『日本の資本輸出』について
11 第二次世界大戦下の地域経済の変貌
 補8安藤良雄『太平洋戦争の経済史的研究』について
12 近代日本経済史研究の当面する若干の諸問題
終 今後の研究展望について
あとがき/索引

内容説明

本書は、第二次大戦前日本の社会科学形成期を画した日本資本主義論争を再点検しつつ、その今日に与える学問的意義を確かめる第1部と、それを基礎に戦前の経済政策がいかなる具体的問題をもたらしたかを捉えた第2部からなる。これを通じて、歴史から現代へどのようにつなげていくべきかを考察する。

目次

第1部 日本資本主義論争と野呂栄太郎(日本資本主義論争史;野呂栄太郎論―日本資本主義の史的展開;野呂‐猪俣現段階論争の展開過程;再生産論と日本資本主義分析)
第2部 戦間期日本資本主義と政策対応(構造転換期の日本資本主義と金解禁政策―その方法的諸問題・再論;金解禁政策の失敗か、ドル買いの責任か;日本貿易構造分析の検討;戦間期貿易構造の展開過程;戦間期日本資本主義と権威主義的秩序の再編 ほか)

著者等紹介

山本義彦[ヤマモトヨシヒコ]
1944年大阪府生まれ。1967年大阪市立大学経済学部卒業。1973年大阪市立大学大学院博士課程単位修得退学。1982‐83年東京大学社会科学研究所内地研究員。2000年カリフォルニア大学バークレイ校東アジア研究所客員研究員。2001年ブルガリア・ソフィア大学東方言語文化研究センター客員研究員。現在、静岡大学人文学部教授、経済学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品