ジェネラリスト・ソーシャルワーク

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  • サイズ A5判/ページ数 618p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623036691
  • NDC分類 369.1
  • Cコード C3036

出版社内容情報

ジェネリックソーシャルワークの基本書翻訳。

内容説明

本書は、統合化以降のソーシャルワーク理論であるジェネラリスト・ソーシャルワークの内容を体系的に示したものである。その特徴は、理論体系に「ストレングス」や「エコシステム」といった現代ソーシャルワークを特徴づける新しい実践概念を組み込みながらも、クライエント自身を取り組みの主体として位置づけるというソーシャルワーク本来の価値が色濃く反映されている点にある。本書は3部から構成されている。第1部ではソーシャルワーク実践の5つの基本的視座を提示し、第2部では相互作用のプロセスとして、ワーカー、クライエント、環境、個人との相互作用、マルチパーソンの相互作用を取り上げている。さらに第3部では、それらをふまえてソーシャルワークのプロセスの観点から実践の全体像を呈示している。

目次

第1部 ソーシャルワーク実践の視座(関心/ニーズに応えるソーシャルワーク;発展する専門職としてのソーシャルワーク;知識、価値、技術の創造的混合としてのソーシャルワーク ほか)
第2部 相互作用のプロセス(ワーカー;クライエント;環境 ほか)
第3部 ソーシャルワークのプロセス(アセスメント;プランニング;直接援助活動 ほか)

著者等紹介

山辺朗子[ヤマベサエコ]
1954年生まれ。同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻博士課程後期満期退学。公私相談機関ソーシャルワーカー、華頂短期大学助教授等を経て、現在、龍谷大学社会学部臨床福祉学科教授。専門領域、ソーシャルワーク論(社会福祉援助技術論)

岩間伸之[イワマノブユキ]
1965年生まれ。同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻博士課程後期修了。社会福祉学博士。社会福祉士。現在、大阪市立大学大学院生活科学研究科講師。専門領域、ソーシャルワーク論(社会福祉援助技術論)
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感想・レビュー

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ゆう。

19
今日、日本の社会福祉のなかでは当たり前に言われているジェネラリスト・ソーシャルワーク。しかし、それは具体的に何なのかについては論者によって違いもある。本著は、アメリカにおけるジェネラリスト・ソーシャルワークの理論と方法を述べたものである。その根底にはストレングス視点とエンパワメント視点がある。社会問題を捉える視点は弱いが、今日のソーシャルワークの一つの到達点を学ぶ上では勉強になった。2020/03/31

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