ユングとフェミニズム―解放の元型

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ユングとフェミニズム―解放の元型

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  • サイズ A5判/ページ数 196p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623033317
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C3011

出版社内容情報

【内容】
ユング心理学とフェミニズムの対話と統合をめざす――ユングの理論には彼の男性優位性主義と女性恐怖とが色濃く反映されているが、対立しあうかに見える両者がともに人間理解にかかせない視点を提供していることを、フェミニスト神学と、知識社会学の視点から明らかにする。女性の心理臨床に新たな地平を切り開き、女性解放のための新しい指針を提供する注目の書。

【目次】
日本語序文
序文
第1章 ユングとフェミニズム
     対立か対話か?
     もろもろの総合
     いくつかのフェミニズムの考え方

第2章 心理学と神学におけるフェミニズム理論
     世界観としての性差別
     女性の内面化された抑圧
     象徴の持つ力

第3章 ユングの人格と思想を形成した三つの人間関係とユングのこころのモデル
     ユングの二つの人格
     ユングとフロイト
     心のバランスモデルと葛藤モデル

第4章 個性化と内なるキャラクターたち

第5章 体験こそ聖なり――宗教としてのユング心理学

第6章 フェミニズムのレンズを通してみた分析心理学
     女性と自我の滅却   
     もろもろのイメージの第一としてのアニマ
     女性的なるもの
     アニムス

原注
訳注
事項索引
人名索引
訳者あとがき

内容説明

ユング心理学とフェミニズムの対話と統合を目指す―ユングの理論には彼の男性優位主義と女性恐怖とが色濃く反映されているが、対立しあうかに見える両者がともに人間理解に欠かせない視点を提供していることを、フェミニスト神学と知識社会学の視点から明らかにする。女性の心理臨床に新たな地平を切り開き、女性理解のための新しい指針を提供する注目の書。

目次

第1章 ユングとフェミニズム―対立か対話か?
第2章 心理学と神学におけるフェミニズム理論
第3章 ユングの人格と思想を形成した三つの人間関係とユングの心のモデル
第4章 個性化と内なるキャラクターたち
第5章 体験こそ聖なり―宗教としてのユング心理学
第6章 フェミニズムのレンズを通してみた分析心理学

著者等紹介

村本詔司[ムラモトショウジ]
1947年生まれ。京都大学大学院退学。大阪大学で博士(人間科学)。神戸市外国語大学教授

中村このゆ[ナカムラコノユ]
1952年生まれ。同志社大学文学部文化学科心理学専攻卒業。甲南大学大学院人文科学研究科応用社会専攻博士課程修了(社会学博士)。臨床心理士。群馬大学教育学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アルクシ・ガイ

5
題名にまず惹かれた。次に表紙の煽りの「ユングの理論には男性優位と女性恐怖が根強い」に、えっ、どどど何処が?と頭にはてなマークが散った。だから興味をもって読み始めたのだが、一向に本題に入らない。前半は割と有名な、つまりちょっとユングを齧った人間なら既に聞き飽きているエピが並び、退屈で、進まなかった。五章は、一神教ってのは門戸が狭いんだなと。いよいよ本論の六章だが、少なくとも日本では、まだ気にしなくてもいいと思う。というのは、社会の男性優位と女性蔑視が凄すぎて「無意識」レベルの討論には到底ならないから。2020/08/20

toriaez

2
自分自身になっていく、自分の中にあって自分よりも大きなものに気づいていくというユングの理論は、ほかの心理学理論にない広がりと力強さがあって好き。だけれども、やはりユングの述べる女性性や女性論は鵜呑みにはできないな、と思ってはいた。そんな違和感を言葉にしてくれた。/自我を超えるものを自分の中に見出そうとすることは、確かに自我の確立自体阻害されている立場のひとにとって適切ではない。それは内在化された抑圧者の声を強化することになりうる。自己に向かうはずがむしろ自己放棄が行われる…これは気づけるようにしたい。 2020/10/27

坂口衣美(エミ)

2
図書館本。欲しい2015/05/26

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