出版社内容情報
【内容】
大きな希望と不安をかかえて、ついに介護保険制度がスタートしました。本書は、制度の誕生からいままでを、新聞記者として見つめてきた著者が、先行して実施されたドイツの実情と導入に混乱する日本の現状を、豊富で丹念な現場取材を中心にかきおろしました。介護保険法成立前後をまとめてご好評をいただいた『そこが知りたい公的介護保険』第2弾!
【目次】
はじめに
第1部 起きなかった介護革命――ドイツ・介護の実状
第1章 虐待――介護の実態
第2章 成功しなかった介護保険
第3章 介護保険を支えるシステム・文化
第2部 日本の介護保険制度の課題
第4章 介護保険とは何か
第5章 冷たい制度の核心・要介護認定
第6章 「半分」保険の実態――給付と報酬の検証
第7章 費用・システム・情報公開の問題点
第8章 権利擁護の課題
終 章 介護保険成功の条件
あとがき/参考文献/さくいん
内容説明
本書は、日独の介護現場の取材から、介護保険の「冷たい」実像に迫り、ズレを解明しようというものだ。
目次
第1部 起きなかった介護革命―ドイツ・介護の実状(虐待―介護の実態;成功しなかった介護保険;介護保険を支えるシステム・文化)
第2部 日本の介護保険制度の課題(介護保険とは何か;冷たい制度の核心・要介護認定;「半分」保険の実態―給付と報酬の検証;費用・システム・情報公開の問題点;権利擁護の課題;介護保険成功の条件)