出版社内容情報
【内容】
80年代以降の地域ボーダレス化、90年代後半の企業リストラにより進展した都市再編は、三大都市を中心に発展した階層的都市システムの修正に拍車をかけている。本書は、いまやアジア出先工場をサポートする「マザー工場」へと発展した九州地域を中心に、産業軸・地域軸の2つのベクトルをもって徹底分析を行っている。先端技術産業、伝統産業、地域文化、観光事業など、国際化の波のなかで展開されていく新たな地域経済の側面を捉え、まちづくり戦略のケーススタディも紹介した実証的な地域経済研究。
【目次】
はしがき
序 章 視角と本書の構成
第1部 グローバル時代の産業展開
第1章 グローバル時代の先端技術産業の地方展開
第2章 グローバル時代の地場産業
第3章 バブル崩壊後の観光・リゾート産業
第4章 グローバル時代の幕開け・円高ショック
第2部 グローバル時代の地域再編
第5章 地方圏における都市一極集中のメカニズム
第6章 1990年代における地方中枢都市の変容
第7章 岐路に立つ地方拠点都市
第8章 グローバル時代のまちづくり戦略――ケーススタディ
初出論文一覧
索引
内容説明
80年代以降の地域ボーダレス化、90年代後半の企業リストラにより進展した都市再編は、三大都市を中心に発展した階層的都市システムの修正に拍車をかけている。本書は、いまやアジア出先工場をサポートする「マザー工場」へと発展した九州地域を中心に、産業軸・地域軸の2つのベクトルをもって徹底分析を行っている。先端技術産業、伝統産業、地域文化、観光事業など、国際化の波のなかで展開されていく新たな地域経済の側面を捉え、まちづくり戦略のケーススタディも紹介した実証的な地域経済研究。
目次
第1部 グローバル時代の産業展開(グローバル時代の先端技術産業の地方展開;グローバル時代の地場産業;バブル崩壊後の観光・リゾート産業;グローバル時代の幕開け・円高ショック)
第2部 グローバル時代の地域再編(地方圏における都市一極集中のメカニズム;1990年代における地方中枢都市の変容;岐路に立つ地方拠点都市;グローバル時代のまちづくり戦略―ケーススタディ)