出版社内容情報
【内容】
16世紀中頃から18世紀初頭にかけてのイギリスの村落・宮廷・議会などにおける広義の「課税の政治」を検討する。この時期は、課税規模が何世紀もの安定の後、急激な増大を見せ、課税の性格および総収入に関わる貢献度に重要な変化が見られた時期であった。本書では、1694年以降の恒久的国債を可能にした租税を基金とする国家が出現した、まさにこの時期における課税の政治的・法律的・憲政的・社会的・経済的影響を考察する。
【目次】
図表一覧
1. イギリスにおける課税と国家財政、1558年~1714年
2. 支出と借り入れ、1558年~1714年
3. 関税
4. 直轄収入、大権的収入と隠された税
5. 議会税
6. 課税の政治学─課税の経済効果
7. 課税の政治学─合法性・正統性・自由
8. 徴税と納税者
9. 人民への課税
史料選
文献抄
訳者あとがき
索引
内容説明
本書では、16世紀中頃から18世紀初頭にかけてのイギリスの村落・宮廷・議会などにおける広義の「課税の政治」を検討している。1694年以降の恒久的国債を可能にした租税を基金とする国家が出現した、課税の政治的・法律的・憲政的・社会的・経済的影響を考察した。
目次
第1章 イギリスにおける課税と国家財政、1588年‐1714年
第2章 支出と借入、1558年‐1714年
第3章 関税
第4章 直轄収入・大権的収入・隠れた税
第5章 議会税
第6章 課税の政治学―課税の経済効果
第7章 課税の政治学―合法性・正統性・自由
第8章 徴税と納税者
第9章 人民への課税―1558年‐1714年のイギリスにおける可能性の限界
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