出版社内容情報
【内容】
従来の時系列的・系譜学的記述でなく、これまでにない市場─反市場という視点でとらえ、「市場の学」としての経済学を強く打ち出した経済学説史のテキスト。市場経済は法体系の上に成立するという前提に基づき、各々の時代の背景(政治と経済の連関)と、代表的研究者・学者の紹介を原典の抜粋を交えて紹介する。
【目次】
序論 パースぺクティヴ
第1部 市場形成の思想
第1章 市場会社へのヴィジョン
第2章 政策論争と市場認識の展開
第2部 市場思想の確立と展開
第3章 A.スミス:自然的発展の経済学
第4章 D.リカードウ:内生的成長の経済学
第5章 T.R.マルサス:内生的成長否認の経済学
第3部 市場思想の継承と批判
第6章 J.S.ミル:市場経済とアソシェーション
第7章 K.マルクス:市場をくりぬく解放の思想
第8章 A.マーシャル:有機的成長の経済学
第4部 市場思想の継承的モデルと批判的モデル
第9章 新古典派経済学:市場主義の定式化
第10章 ケインズ経済学:市場主義批判の定式化
第5部 市場思想への懐疑
第11章 ヴェブレンとシュンペーター:市場経済社会学
補章 近代日本の経済思想:市場思想の導入から高度成長まで
内容説明
従来の時系列的・系譜学的記述でなく、これまでにない市場‐反市場という視点でとらえ、「市場の学」としての経済学を強く打ち出した経済学説史。市場経済は法体系の上に成立するという前提に基づき、各々の時代の背景(政治と経済の関連)と、代表的研究者・学者の紹介を原典の抜粋を交えて紹介する。
目次
第1部 市場形成の思想(市場社会へのヴィジョン;政策論争と市場認識の展開)
第2部 市場思想の確立と展開(A.スミス:自然的発展の経済学;D.リカードウ:内生的成長の経済学;T.R.マルサス:内生的成長否認の経済学)
第3部 市場思想の継承と批判(J.S.ミル:市場経済とアソシエーション;K.マルクス:市場をくりぬく解放の思想;A.マーシャル:有機的成長の経済学)
第4部 市場思想の継承的モデルと批判的モデル(新古典派経済学:市場主義の定式化;ケインズ経済学:市場主義批判の定式化)
第5部 市場思想への懐疑(ヴェブレンとシュンペーター:市場の経済社会学;近代日本の経済思想:市場思想の導入から高度成長まで)
著者等紹介
中村広治[ナカムラヒロジ]
九州産業大学大学院
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