内容説明
大躍進を続けるイタリアトヨタ。「バカンスの国」に乗り込んだ日本人社長は「現地現物」に徹したトヨタイズムのもと、いかにして社員の心をつかみ、どんな戦略で“奇跡”を起こしたのか。
目次
序章 キタムライズムの原点
1章 「統率する」という仕事
2章 会社発展のポイントとなった基盤作り
3章 イリタアトヨタのわかりやすい戦略
4章 イタリアで上昇気流に乗る「トヨタ」
終章 塩野七生氏が語る「北村社長」像
著者等紹介
山内英子[ヤマウチエイコ]
山口県岩国市生まれ。山口大学教育学部卒業。心理学専攻。ジャーナリスト。日本プレスセンター「電気通信技術ニュース社」勤務時代に、毎日新聞記者の前野和久氏からテレコムライターとしての猛特訓を受ける。その後フリーランスとなり、経済、テレコム、教育、サッカー、美術のレポートを海外から寄稿。現地企業のプレスルーム、大学の研究室、博物館の学芸員室、インターネットカフェで原稿を書き、送稿している。現在「学校経営」(第一法規)に“世界の校長インタビュー”を連載中のため、欧州各国への移動の日々が続く
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
36
#感想歌 #短歌 イタリアの顧客の姿が見えてこない車内ディーラ止まりは不満 顧客満足トヨタヨーロッパでの他国と比較必須情報 ヤリス色シルバーグレー紺緑黒と続いてジェリーピンク無. 2009年にあるところに書いた感想(amazonへも転記)海外に行くと、現地でまず、日本車の数を数えます。最初の100台のうち、何台が日本車で、どのメーカかと。1割を下回る国はほとんどありません。国によっては、トヨタ、日産、ホンダ、スズキ、三菱、いすゞと一番多い会社が違いました。2017/04/16
あらあらら
8
北村社長をただただ絶賛してる本。その後、郵便事業会社の社長になり、トヨタ式を押し付け混乱させた人。2015/01/28
てつてつ
0
ヨーロッパの日本車の売れ筋話はあまり聞いたことがなかったので、読んでみました、日本版YRISUはあんまり・・(個人的にも)でしたので、イタリアで人気があるのは信じられなかった ヨーロッパ特にイタリアの道路事情(道幅狭い)が影響しているとは思うけど、外車的な需要があったのではないか、イタリア車にはレーシングカー似のフェラーリ社と小型車のフィアット社など、2極でそんな中に小型車の得意なトヨタを入れたのでしょう。今のヨーロッパの車事情はどうなんでしょうね?2011/08/04
中島直人
0
作者の一貫したトヨタ礼賛の姿勢に少し辟易するも、欧州で力強く立ち上がろうとするトヨタの強靭な活力を感じることが出来た。震災、原発事故、円高、タイ洪水等々苦難の続くトヨタだが、この本に出てくるトヨタイズムが死なない限り、必ず復活すると確信されてくれる作品。2012/01/26
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