出版社内容情報
【内容】
日本ではバブル崩壊後、経営倫理が特に問題化されるようになったが、アメリカではウォターゲート事件の頃より、経営倫理関係の研究が重要視され、また経営倫理の問題への関心はイギリスをはじめ、ヨーロッパ各国においても非常に高くなっている。本書は、企業の社会責任について研究を重ねてきた著者が現在の諸問題について、その経営倫理の本質から再検討し、日本における企業・経営者の倫理
とは何か、また何が求められているのかということを明らかにする。
【目次】
序 企業をどう捉えるか
I 権力行使の態様
1. 経営技術
2. 社会的責任論の萌芽
3. 社会的責任否定論
4. 社会的責任論
5. 権力と法
6. 社会契約論とステイクホルダー論
II 企業の倫理性とその理論
1. 企業における法と倫理
2. 企業の倫理性
3. 道徳的発展段階論の適用
4. 状況的アプローチ
5. 伝統的価値と社会的価値
6. 経営倫理コード
結 経営倫理
あとがき
参考文献一覧
索引
内容説明
日本ではバブル崩壊後、経営倫理が特に問題化されるようになったが、アメリカではウォーターゲート事件の頃より、経営倫理関係の研究が重要視され、また経営倫理の問題への関心はイギリスをはじめ、ヨーロッパ各国においても非常に高くなっている。本書は、企業の社会責任について研究を重ねてきた著者が現在の諸問題について、経営倫理の本質から再検討し、日本における企業・経営者の倫理とは何か、またいま何が求められているのかということを明らかにする。
目次
企業をどう捉えるか
1 権力行使の態様(経営技術―T・ヴェブレン理論と関連して;社会的責任論の萌芽;社会的責任否定論―John R.Danleyの場合;社会的責任論 ほか)
2 企業の倫理性とその理論(企業における法と倫理;企業の倫理性;道徳的発展段階論の適用;状況的アプローチ ほか)
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