出版社内容情報
【内容】
家庭と職場の新しい関係
それぞれのライフコースパターンから
政策転換の必要性までを見通しながら、多様化する就業形態と現代社会の家族のあり方を問い直す。
【目次】
序 家族と職業をめぐる問題への視角(石原邦雄)
1部 問題への接近
1 戦後日本型ライフコースの困難(岩井八郎)/2 企業社会論からのアプローチ(木本喜美子)/3 職業移動論と老年学・家族論の接点(直井道子)/4 家族と職業へのストレス論的アプローチ(稲葉昭英)
2部 就業形態と家族関係
5 妻・母の就業と家族関係(長津美代子)/6 男性の労働時間と家庭生活(前田信彦)/7 農家における家族関係と経営・労働(熊谷苑子)/8 自営業・中小企業の家族戦略(伊賀光屋)
3部 介在要因としての政策と教育
9 教育をめぐる家族と職業(稲田素子)/10 企業の家族政策(藤本哲史)/11 公共政策における労働と家族(丸山 桂)/文献紹介/索引
内容説明
それぞれのライフコース・パターンから政策転換の必要性までを見通しながら、多様化する就業形態と現代社会の家族のあり方を問い直す。
目次
家族と職業をめぐる問題への視角
第1部 問題への接近(ライフコース論からのアプローチ;企業社会論からのアプローチ―日本型“近代家族”モデルの歴史的特質;職業移動論・老年学と家族論の接点 ほか)
第2部 就業形態と家族関係(妻・母の就業と家族関係―育児と介護をめぐって;男性の労働時間と家庭生活―労働時間の再編成に向けて;農家における家族関係と経営・労働 ほか)
第3部 介在要因としての政策と教育(教育をめぐる家族と職業―海外赴任を例に;企業の家族政策―女性就労支援制度の導入に関連する組織要因;公共政策における労働と家族)
著者等紹介
石原邦雄[イシハラクニオ]
1943年生まれ。東京都立大学人文学部教授
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