出版社内容情報
【内容】
日本企業は1980年以降急速に多国籍企業化を進め、企業内分業、企業間国際分業のネットワークを構築しつつある。
本書は、アジアをベースとした企業競争優位の構築はいかにあるべきか、ということを基本課題においている。ポーターの競争戦略論研究の間隙を埋め、現実主義的視角からグローバル競争下における諸問題への対応の在り方を示す。
【目次】
はじめに
1. 経営戦略と企業行動
2. M・E・ポーターの競争戦略論
3. M・E・ポーターの「国の競争優位」論
4. アジア進出と関連・支援産業
5. 日系企業の北京進出と関連・支援産業
6. 中国コンピュータ業界と米系企業
7. 中国コンピュータ業界における中国メーカーの台頭
8. 中国のWTO加盟と電気通信事場
9. 両大戦間期日立製作所の自主技術開発戦略
あとがき
索引
内容説明
本書は経営戦略論の理論展開を踏まえながら、グローバルベースで経営戦略を立て実行する意義を理論と事実検証の中で明らかにしている。
目次
第1章 経営戦略と企業行動―階層的企業システムの成立と経営戦略
第2章 M.E.ポーターの競争戦略論―展開とその意味
第3章 M.E.ポーターの「国の競争優位」論―その意義と論争
第4章 アジア進出と関連・支援産業―日系電子機器メーカー
第5章 日系企業の北京進出と関連・支援産業―松下電工、松下電器産業のケース
第6章 中国コンピュータ業界の構造転換―民族主義からプラグマティズムへ
第7章 中国コンピュータ業界における中国メーカーの台頭―「微笑曲線」と聯想集団のマーケティング戦略
第8章 中国のWTO加盟と電気通信事業―2つの秩序の狭間で
第9章 両大戦間期日立製作所の自主技術開発戦略―経営戦略評価の方法
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