Minerva現代経済学叢書<br> オウエンのユートピアと共生社会

  • ポイントキャンペーン

Minerva現代経済学叢書
オウエンのユートピアと共生社会

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 291,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623029921
  • NDC分類 309.2
  • Cコード C3333

出版社内容情報

【内容】
本書は、オウエンの思想が形成された一九世紀前半期の時代背景のもとで、一八二八年までのオウエン自身の思想そのものを全体として解明する試みである。彼の思想の核心は、他人への思いやり=チャリティを中心とした人と人および人と自然の協同が可能となる社会、つまり共生社会の実現という思想であった。本書は、この中心思想の形成とそれを成り立たせている概念を考察し、オウエンのその思想の実現へむけての実践過程と、協同原理の必要性を確信して行く姿を描き出す。


【目次】
目次
はしがき
序 論 本書の課題と構成
第一章 オウエンの協同原理対リカードゥの市場原理
第二章 『ラナーク州への報告』とリカードゥによる評価
第三章 オウエンとモラル・エコノミー、一八二〇|二一年
第四章 オウエンの協同社会論、一八二〇|二一年
第五章 オウエンとニュー・ハーモニー(・)
第六章 オウエンとニュー・ハーモニー(・)
第七章 啓蒙主義活動家オウエンとマクルア(・)
第八章 啓蒙主義活動家オウエンとマクルア(・)
補 論 オウエンの夢そしてニュー・ハーモニーの現在

内容説明

本書は、オウエンの思想が形成された19世紀前半期の時代背景のもとで、1828年までのオウエン自身の思想そのものを全体として解明する試みである。彼の思想の核心は、他人への思いやり=チャリティを中心とした人と人および人と自然の協同が可能となる社会、つまり共生社会の実現という思想であった。本書は、この中心思想の形成とそれを成り立たせている概念を考察し、オウエンのその思想の実現へむけての実践過程と、協同原理の必要性を確信していく姿を描き出す。

目次

オウエンの協同原理対リカードウの市場原理
『ラナーク州への報告』とリカードウによる評価
オウエンとモラル・エコノミー、1820‐1821年
オウエンの協同社会論、1820‐1821年
オウエンとニュー・ハーモニー(なぜニュー・ハーモニーなのか;協同村実験の失敗)
啓蒙主義活動家オウエンとマクルア(ニュー・ハーモニー時代直前までの教育・社会観;ニュー・ハーモニーにおける教育・社会観)
オウエンの夢そしてニュー・ハーモニーの現在

最近チェックした商品