出版社内容情報
【内容】
来住層であるエスニック・マイノリティと日系カナダ人の生活状況,コミュニティの形成過程を詳細に分析し,概成概念として存在する「人種のるつぼ,文化的モザイク」を検証する。
【目次】
はしがき
序章 エスニック集団の社会理論
第1部 アメリカ合衆国の移民とエスニック・マイノリティ
第1章 移民の変遷と最近の動向
第2章 現代アメリカ黒人の生活状況
――1980年代に黒人の生活は良くなったか――
第3章 エスニック・マイノリティと都市問題
第2部 ニューヨーク市の人口移動とエスニック・マイノリティ
第4章 人口移動とエスニック・コミュニティ(1960年代)
――ニューヨーク市の黒人とプエルトリコ人――
第5章 エスニック・グループ間の社会・経済的格差(1960年代)
――ニューヨーク市の白人、黒人、プエルトリコ人――
第6章 エスニック・マイノリティの貧困の諸相(1980年代)
――ニューヨーク市の黒人とプエルトリコ人――
第3部 カナダ・トロントの日系コミュニティ
第7章 トロント日系コミュニティの構造と変化
第8章 日本語学校と伝統文化の保持(1983年)
第9章 日系高齢者の施設と福祉活動
第10章 政治状況の変化と日系コミュニティ
終章 トルティングポット 対 文化的モザイク
――アメリカ合衆国とカナダのエスニシティ比較論――
参考文献
索引
内容説明
多民族社会の構造を解明する。「アメリカは人種のるつぼ、カナダは文化的モザイク」とも言われるが、真実なのか―。両国は過去において共に移民を受け入れ発展を遂げた。両国大都市のエスニック・マイノリティの生活状況、コミュニティの形成・発展過程の分析を通して、両国の社会的目標である文化多元主義を検証する。
目次
序章 エスニック集団の社会理論
第1章 移民の変遷と最近の動向
第2章 現代アメリカ黒人の生活状況
第3章 エスニック・マイノリティと都市問題
第4章 人口移動とエスニック・コミュニティ―1960年代
第5章 エスニック・グループ間の社会・経済的格差―1960年代
第6章 エスニック・マイノリティの貧困の諸相―1980年代
第7章 トロント日系コミュニティの構造と変化
第8章 日本語学校と伝統文化の保持―1983年
第9章 日系高齢者の施設と福祉活動
第10章 政治状況の変化と日系コミュニティ
終章 メルティングポット対文化的モザイク