出版社内容情報
【内容】
ワイマル共和国末期からナチズム体制への移行において、経済界の政治行動を明らかにした名著。膨大な文献史料を駆使し、政治と経済との謎につつまれた領域にメスを入れる。新装版
【目次】
序論 ドイツ資本主義とファシズム
ドイツ第二帝制と後進帝国主義/ドイツ革命/ワイマル共和国とファシズム/「ドイツ独占資本とファシズム」についての研究史)
第1部 ワイマル民主主義と経済界
ワイマル独占資本主義の基礎構造/ワイマル政党体制と諸階層/ドイツ経済界とワイマル民主主義
第2部 ワイマル民主主義の崩壊過程
機能の梗塞―相対的安定期の終焉/危機の深化―ブリューニング期/転回―パーペン・シュライヒャー期
内容説明
ワイマル共和国からナチズム体制への移行過程において、ドイツ経済界はどのような役割を果たし、ワイマル民主主義の崩壊とヒトラー政権獲得に、どのような影響をおよぼしたのだろうか。本書は、膨大な文献と原史料をもとに、この問題をワイマル共和国内部の権力関係のなかから実証する。従来不明な点の多かったナチズムと経済界との結びつき、という政治と経済の関連領域に光をあてた本格的実証研究、待望の新装版。
目次
序論 ドイツ資本主義とファシズム(ドイツ第二帝制と後進帝国主義;ドイツ革命;ワイマル共和国とファシズム;「ドイツ独占資本とファシズム」についての研究史)
第1部 ワイマル民主主義と経済界(ワイマル独占資本主義の基礎構造;ワイマル政党体制と諸階層;ドイツ経済界とワイマル民主主義)
第2部 ワイマル民主主義の崩壊過程(機能の梗塞―相対的安定期の終焉;危機の深化―ブリューニング期;転回―パーペン・シュライヒャー期)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
印度 洋一郎
-
- 和書
- 湯築城と伊予の中世