ピアジェ‐ワロン論争―「発達するとはどういうことか」

ピアジェ‐ワロン論争―「発達するとはどういうことか」

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  • サイズ A5判/ページ数 197p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623026616
  • NDC分類 143
  • Cコード C3011

出版社内容情報

【内容】
1928年,あるシンポジウムで二人は出会った。その後直接会うことはなかったが,論争は終生つづけられた。ピアジェが何を志向し,ワロンは何を考えていたか。二人の足跡を辿り,発達の根本に迫る。

【目次】
"序章 ピアジェ-ワロン論争とは何か
1. ピアジェ-ワロン論争の経過
2. わが国におけるピアジェとワロンの発達論の受けとめ
3. なぜ論争を取り上げるか
4. 本書の構成
第1章 「論争」の発端:1928年シンポジウム
1. 1928年シンポジウムのピアジェ報告とワロンによる批判:解説
2. 翻訳:子どもの思考の3つのシステム-理性的思考と運動的知能との関係についての研究-
第2章 ワロン『行為から思考へ』におけるピアジェ批判
1. 『行為から思考へ』が書かれるまで
2. 『行為から思考へ』におけるピアジェ批判
3. ワロンのピアジェ批判の妥当性とワロンの発達論の核心
第3章 「国際社会学雑誌」における1950年前後のピアジェ-ワロン論争
1. 1947年ワロン論文のピアジェ批判
2. 1951年ピアジェ論文のワロン批判
3. 1951年ワロン論文のピアジェ再批判
第4章 1950年中葉の「ピアジェ-ワロン論争」-1955年発達段階に関するシンポジウムを中心に-
1. 1955年当時のピアジェとワロン
2. ワロンの発達段階論-その特徴と概要-
3. ピアジェの(知的操作の)発達段階論-その特徴と概要-
4. 発達段階論に関するピアジェ,およびザゾの見解-シンポジウムでの討論から-
5. 発達段階論におけるピアジェとワロンの対立点と共通課題
終章 ピアジェ-ワロン論争の時代背景とその現代的課題
1. ピアジェとワロンにおける発達理論の思想的基盤
2. ピアジェ-ワロンと時代状況
3. わが国における研究の新たな展開
4. 現代の課題:発達理論と認知心理学
"

内容説明

1927年、あるシンポジウムでふたりは出会った。そして、論争が始まった。その後、ふたりは直接会うことはなかったが、論争は終生つづいた。ピアジェが何を志向し、ワロンが何を考えていたか。ふたりの巨人の足跡を丹念にたどり、発達の根本問題にせまる。

目次

序章 ピアジェ‐ワロン論争とは何か
第1章 「論争」の発端―1928年シンポジウム
第2章 ワロン『行為から思考へ』におけるピアジェ批判
第3章 「国際社会学雑誌」における1950年前後のピアジェ‐ワロン論争
第4章 1950年中葉の「ピアジェ‐ワロン論争」
終章 ピアジェ‐ワロン論争の時代背景とその現代的課題

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