出版社内容情報
【内容】
社会福祉に直接携わっている執筆陣により,理論と実践の接点を探り,現場と読者を結ぶように試みる。福祉にはじめてであう人,福祉の現場で働きたい人のための新しい視点の概説書。
【目次】
序章 初めての出会い
第1章 さまざまな福祉実践
1 お年寄りの施設における介護福祉援助
2 老人夫婦を介護する家族への援助
3 非行児・要生活指導児の治療教育の取組み
4 障害者の社会参加への取組み
5 相談機関における個別的相談援助
6 療育における集団活動の援助
7 地域における友愛訪問活動
8 国際的な福祉援助活動
第2章 社会福祉の現状
A 日本の社会福祉
1 高齢者の社会保障と社会福祉
2 児童家庭の社会保障と社会福祉
3 障害者のリハビリテーションと社会保障・社会福祉
4 社会保障、社会福祉、関連施策の体系
5 住民福祉のための行政の取組み――札幌市
B アジアの社会福祉
1 韓国
2 中国
3 東南アジア
4 インド
C 欧米・その他の社会福祉
1 イギリス
2 フランス
3 ドイツ
4 オランダ
5 北欧
6 ロシア
7 北米
8 オーストラリア
第3章 社会福祉の課題
1 ひとりひとりの生涯発達の課題
2 家族の役割と援助の課題
3 共同体の役割と住民参加の課題
4 障害者の自立援助と社会参加の課題
5 学習障害(LD)児の教育と援助の課題
6 児童虐待への取組みの課題
7 地方自治と社会福祉の行財政
8 国際交流と協力
9 福祉教育の普及
10 社会福祉教育の展開と実践
第4章 社会保障・社会福祉・関連分野の施策
1 21世紀の社会の特徴
2 年金・保健医療政策
3 介護保障・福祉の政策と財源
4 住宅・都市環境づくり
5 在宅福祉を実現する環境整備
6 環境保全・消費者保護施策
7 療育・教育・福祉就労施策――北海道
8 知的障害者の地域福祉計画の策定
9 高齢者保健福祉計画の進展
10 子どもの権利条約と課題
第5章 社会福祉の歴史
1 日本(近代以前)
2 日本(近代)
3 日本(現代)
4 北海道
5 アジア
6 ヨーロッパ
7 北米
8 国連の役割
終章 社会福祉実践者からのメッセージ
1 障害をもち生まれた子どもたちとともに――通園事業従業者から
2 施設学習で学んでほしいこと――居住施設従事者から
3 社会福祉従事者に求められる要件――相談事業従事者から
4 ボランティア活動のすすめ――ボランティーアから
5 精神ケアの難しさ――介護福祉実習生から
6 人間を愛すること――養成教育従事者から
7 社会福祉行政を志す人へ――行政従事者から
資料編
関係統計
関係法律
内容説明
いま福祉の現場ではどのような知識が必要とされているのか。これから福祉の仕事を志す人が学ぶべきことはなにか。本書は、社会福祉に直接携わっている執筆者を中心に、理論と実践の接点を探り、現場と読者を結ぶよう試みた。必要な基礎知識が無理なく学べるように、実際の体験談とそこから生じた感動や問題意識を出発点に、代表的な実践事例を紹介し、その背景となっている歴史、制度、政策、方法・技術に対して基本的な理解をもてるように構成した。福祉にはじめてであう人、福祉の現場で働きたい人のための新しい視点の概説書である。
目次
序章 初めての出会い
第1章 さまざまな福祉実践
第2章 社会福祉の現状
第3章 社会福祉の課題
第4章 社会保障・社会福祉・関連分野の施策
第5章 社会福祉の歴史
結章 社会福祉実践者からのメッセージ