シリーズ・暮らしの科学<br> 拒食症・過食症のQ&A―早期発見・早期治療のために

シリーズ・暮らしの科学
拒食症・過食症のQ&A―早期発見・早期治療のために

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623024988
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C0377

出版社内容情報

【内容】
「摂食障害」は大人になることへの不安だけでなく,さまざまな社会的・心理要因が深くかかわるやっかいな病気です。内科・精神科・心理学の専門家が,実際の治療をふまえて,心身両面から考察し著わした重要項目99問

【目次】
第1章 拒食症・過食症とは
神経性食欲不振症(拒食症)
神経性食欲不振症過食期(過食症)
神経性過食症(過食症)
男性例
中年発症例
標準体重

第2章 病気の原因
身体から見た病気の原因と遺伝
精神疾患との関連
性格
家族要因
好発年齢
契機
病気の歴史
文化的・社会的要因

第3章 食行動の異常
患者の食行動
低カロリー食
独り食べ
過食・嘔吐
下剤の乱用
アルコール依存
食べ物の無理強い
チュウイング

やせ過ぎるのは危険
寒さへの耐性の低下
徐脈
低血圧
うぶ毛の増加・脱毛
腹部症状
便秘
浮腫
部分肥満
味覚異常
唾液腺腫脹
骨塩量減少
むし歯
無月経
過食・嘔吐・下剤乱用による身体の症状
他の身体の病気との鑑別
臨床検査成績の異常
貧血
肝機能異常
低血糖
内分泌検査
血清電解質異常
頭部CT・MRI

やせ願望
ボディイメージの障害
過激な運動
やせによる精神的変化
強迫症状
睡眠障害
低い自己評価
自殺・自傷行為
退行=幼児返り
盗みなど
不登校
引きこもり
対人関係

拒食症の受診科選択
過食症の受診科選択
早期発見・早期治療
入院拒否
入院治療の適応
精神科受診
カウンセリング
心理テスト
行動療法
面会禁止
家族療法
薬物療法
便秘の治療
IVH(経中心静脈高カロリー輸液)
無月経の治療
治療全般

病職
治療の第一歩
拒食症(食べること、肥満への恐れ)
過食症(過食と嘔吐の繰り返し)
体重の回復と維持
治療の最終目標
結婚
社会適応
必要カロリー
病気の治療経過

病気を隠す
拒食症の場合
過食症の場合
腹部症状の訴え
父親の無理解
母親を独占
母親への暴力
一人暮らし
昼夜逆転
学校の治療への協力
治療と家族の協力

コラム
参考文献

付録1 神経性食欲不振症の診断基準
2 摂食態度調査表
3 15歳以下男児(身長90cm以上)における標準体重
4 15歳以下女児(身長90cm以上)における標準体重
5 15歳以上の体重表
6 1800キロカロリーの食事の1例
(糖尿病治療のための食品交換表から)
7 第5次改定日本人栄養所要量
8 神経性食欲不振症の診療に関する専門家のリスト

内容説明

思春期、大人への旅立ちの直前につまずいてしまった少女たちへ…「摂食障害」は大人になることへの不安だけでなく、さまざまな社会的・心理的要因が深くかかわるやっかいな病気です。放置すると生命の危機に直面するかもしれないこの疾患を、患者とその家族が、どう考え、どう対処すべきか。内科・精神科・心理学の専門家が、実際の治療活動をふまえ、心身両面から考察し書きおろした重要項目99問。

目次

第1章 拒食症・過食症とは
第2章 病気の原因
第3章 食行動の異常
第4章 身体への影響
第5章 心の問題
第6章 治療について
第7章 患者さんへ
第8章 家族の対応

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