出版社内容情報
【内容】
国際家族年における国連の基本理念をゆがめることなく,その意義を理解することが必要ないま,画一的押しつけのイメージではなく「私」が望む家族のかたちを,女たちが熱く語り合う。
【目次】
第1章 これからの家族制度 福島瑞穂 VS 吉武輝子
1 法律面からみる家族のシステム
2 家制度に翻弄された母を見ながら
3 人の意識が変われば、法律も変わる
4 私たち家族の、別姓の場合
5 人生八十年時代、家族の関係をどう紡ぐ
6 家族みんなが固有名詞で呼び合いたい
第2章 女にとっての家族 残間里江子 VS 吉武輝子
1 国際家族年の今、日本の家族概念を問う
2 変わりつつある今を前向きにとらえたい
3 バブル時代を体験して見えたこと
4 バブルがはじけたツケは誰が支払う
5 悩みぬいて、夫婦解体した私
6 他人家族はじめ、多様化した家族の中で
7 家庭の中でこそ、「私は」、「僕は」で語ろう
第3章 家族の中の生と死 宮子あずさ VS 吉武輝子
1 総合病院の中で見た家族の看取り
2 「人事を尽くして天命を待つ」
3 家庭から「死」や「老い」のプロセスが消えていく
4 看取りの中に、妻と夫の関係がみえる
5 「生」と「死」を改めて見据える
内容説明
家族のあり方が多様化しているなかで、はたして、それぞれが選び取る家族のかたちを受け入れる社会になりえているだろうか。一人ひとりが個人として尊重される家族に。国際家族年における国連の基本理念をゆがめることなく、その意義を理解することが必要だ。画一的押しつけのイメージでなく「私」が望む家族のかたちを女たちが熱く語り合う。
目次
第1章 これからの家族制度
第2章 女にとっての家族
第3章 家族の中の生と死



