出版社内容情報
【内容】
ドイツにおける農業政策はどのようにしてナチズムへの道へ帰結していったのかを1ドイツの農業と農村社会の歴史的特質の考察2農村へのナチズム浸透の諸条件の解明3ナチズムはどのようにして農村へ浸透したかの構成で究明。
【目次】
1 ドイツ農業とユンカーの歴史的軌跡
第1章 農業とユンカー
第2章 プロイセン世襲財産問題
第3章 一九世紀末農業恐慌とユンカー経営
-農業労働者の存在形態を中心として-
2 ヴァイマル期の農業と農民
第4章 ドイツ社会民主党と農業綱領問題
-一九一八~二七年-
第5章 緑色戦線とヴァイマル期の農業政策
第6章 ヴァイマル末期の農民運動=ラントフォルク運動
3 農村におけるナチズムへの道
第7章 ナチズムと農本主義
第8章 ナチ党の農村政策
第9章 カトリック農村のナチ化
-『ヴェストファーレンの農民』誌にみる-
第10章 第三帝国の農村政策
第11章 ナチ体制と世襲農場制
内容説明
ドイツにおける農業政策はどのようにしてナチズムへの道へ帰結していったのかを、(1)ドイツの農業と農村社会の歴史的特質の考察、(2)農村へのナチズム浸透の諸条件の解明、(3)ナチズムはどのようにして農村へ浸透したか、の三部構成で究明する。多年にわたる先駆的かつ着実な研究の集体成。
目次
1 ドイツ農業とユンカーの歴史的軌跡(農業とユンカー;プロイセン世襲財産問題;一九世紀末農業恐慌とユンカー経営―農業労働者の存在形態を中心として)
2 ヴァイマル期の農業と農民(ドイツ社会民主党と農業綱領問題―一九一八~二七年;緑色戦争とヴァイマル期の農業政策;ヴァイマル末期の農民運動=ラントフォルク運動)
3 農村におけるナチズムへの道(ナチズムと農本主義;ナチ党の農村政策;カトリック農村のナチ化―『ヴェストファーレンの農民』誌にみる;第三帝国の農村政策;ナチ体制と世襲農場制)