出版社内容情報
【内容】
ドイツ観念論が日本人にもたらしたものは何か。日本人はそのうえに何を構築してきたのだろうか。21世紀、日本人に哲学は可能か--日本におけるドイツ観念論の研究史を顧み、日本的哲学の生成を展望しようとする最終巻。
【目次】
近代日本の哲学とドイツ観念論
1 思想史篇
西田幾太郎「善の研究」とヘーゲル「精神現象学」
田辺元「種の理論」とヘーゲル弁証法
日本におけるカント
日本におけるフィヒテ
日本におけるシェリング
カントとドイツ観念論のひとびとと私
ドイツ観念論私観
ドイツ観念論と私
2 現代展望篇
普遍史のなかのヨーロッパ近代と市民
ドイツと日本の「無」の哲学
内容説明
現代日本では西欧の文化で紹介されていないものを探すことは困難であろう。けれども明治期以来、手探りで西欧文化を導入し、消化してきた人々はいかばかりの苦労を強いられたことであったろうか。いわんや哲学の世界においては。日本におけるドイツ観念論の研究史を顧み、日本的哲学の生成を展望しようとする最終巻。
目次
近代日本の哲学とドイツ観念論
1 思想史篇(西田幾多郎『善の研究』とヘーゲル『精神現象学』;田辺元「種の論理」とヘーゲル弁証法;日本におけるカント;日本におけるフィヒテ;日本におけるシェリング;カントとドイツ観念論のひとびとと私;ドイツ観念論私観;ドイツ観念論と私)
2 現代展望篇(普遍史のなかのヨーロッパ近代と市民;ドイツと日本の「無」の哲学)
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