Minerva21世紀ライブラリー<br> マンハイム 亡命知識人の思想

Minerva21世紀ライブラリー
マンハイム 亡命知識人の思想

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  • サイズ B6判/ページ数 239,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623023561
  • NDC分類 361.234
  • Cコード C1336

出版社内容情報

【内容】
80年代以降,マンハイム研究は新たな段階を迎えている。本書では思想史的な視点から,主として亡命知識人マンハイムとブダペスト知識人運動との関連に焦点を合わせ,彼の知識社会学の現代的意義を問い直す。

【目次】
序章 思想家としてのK・マンハイム
-知の遍歴とマージナリティ-
第1章 プダペスト知識人サークルのなかのマンハイム
1 その生い立ちと影
2 背景としてのブダペスト
3 ハンガリー知識人運動とその群像
第2章 G・ルカーチとマンハイム
-若き日の交流-
1 はばたく知性たち
2 ルカーチの知の虜囚として-マンハイムの書簡と日記から
3 師として、友として
4 学問と政治のはざま
第3章 「ルカーチ・グループ」におけるマンハイム
-ハンガリー精神科学学派の歩みのなかで-
1 「日曜サークル」と若き精神科学者たち
2 「精神諸科学自由学院」
3 「魂と文化」について-文化危機の理論
4 懐疑の世代
第4章 古きハンガリーの友との別離
-亡命地におけるマンハイム-
1 亡命への道
2 戯曲『ビアリッツの女』をめぐって
3 ハイデルベルク時代-亡命者戦略
4 文化社会学へ
第5章 ドイツ社会学への衝撃
1 舞台への登場
2 パラダイム転換の求め-「理解」の方法をめぐる論争
3 歴史主義から知識社会学へ
第6章 文化危機の理論と知識社会学
-E・R・クルツィウスとマンハイムの論争に寄せて-
1 「イデオロギーとユートピア」をめぐって
2 クルツィウスの批判と嫌悪
3 伝統的価値帰依への苦悩の挑戦
4 亡命の精神的犠牲者
第7章 インテリゲンチァの使命と精神の自由浮動性
1 批判のなかの知識人論
2 インテリゲンチァ像の形成
3 闘うインテリゲンチァと精神の浮動性
4 知的エリートの行方
第8章 亡命地に生きる変革の思想
-マンハイムとO・ヤーシの往復書簡から-
1 漂泊の岸辺
2 絶たれたアメリカへの道
3 亡命知識人の使命
4 変革をめぐる意思と理論の対立

内容説明

80年代以降、マンハイム研究は新たな段階を迎えている。本書では思想史的な視点から、主として亡命知識人マンハイムとブダペスト知識人運動との関連に焦点を合わせ、彼の知識社会学の現代的意義を問い直す。

目次

序章 思想家としてのK.マンハイム―知の遍歴とマージナリティ
第1章 ブダペスト知識人サークルのなかのマンハイム
第2章 G.ルカーチとマンハイム―若き日の交流
第3章 「ルカーチ・グループ」におけるマンハイム―ハンガリー精神科学学派の歩みのなかで
第4章 古きハンガリーの友との別離―亡命地におけるマンハイム
第5章 ドイツ社会学への衝撃
第6章 文化危機の理論と知識社会学―E.R.クルツィウスとマンハイムの論争に寄せて
第7章 インテリゲンチァの使命と精神の自由浮動性
第8章 亡命地に生きる変革の思想―マンハイムとO.ヤーシの往復書簡から

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