出版社内容情報
【内容】
激動する今日の世界を文明史的に深く掘り下げて考察する。共産主義の崩壊、市場経済の復権、政治経済システムの再構築などパラダイムが大きく転換しつつある現代の状況を比較史的知識を駆使して解き明かす。
【目次】
１
第１章 資本主義・社会主義・文明システム
１ ペレストロイカと現代化
２ 市場社会の歴史的背景
３ 国民国家と資本主義
４ 普遍帝国の論理
５ 多元主義と専制の風土
６ 世界史の逆説
第２章 帝国と近代国家
１ ウェーバーの国家論
２ ヒンツェの世界史像
３ ドイツ的背景と普遍史的背景
２
第３章 国家と経済発展
１ 若干の予備的考察
２ 中世的秩序から近代的秩序へ－国家と経済システム１
３ 国家発展の独自性－国家と経済システム２
４ ナショナリズムと経済発展
５ 二一世紀への展望
第４章 植民地と近代化
１ マルクスと植民地
２ 従属理論
３ 「収奪」の実態
４ 植民地国家の本質
５ 植民地と近代化
第５章 市場経済の政治文化
１ 市場経済の復権
２ ″法の支配″と市場経済－インドの場合
３ 市場経済の人間的基礎１－ウェーバー
４ 市場経済の人間的基礎２－スミス、ハイエク
５ イギリスとロシア
６ 文化のパターンと市場
付論 ソ連「帝国」のゆくえ
３
第６章 名誉の政治文化
１ 名誉と富
２ 名誉の外面性と内面性
３ 名誉と恥
４ 名誉と自由
５ 名誉世界の普遍的契機
６ エピローグ
内容説明
激動する今日の世界を文明史的に深く掘り下げて考察する。共産主義の崩壊、市場経済の復権、政治経済システムの再構蓄などパラダイムが大きく転換しつつある現代の状況を比較史的知識を駆使して解き明かす。
目次
第１章 資本主義・社会主義・文明システム
第２章 帝国と近代国家
第３章 国家と経済発展
第４章 植民地と近代化
第５章 市場経済の政治文化
付論 ソ連「帝国」のゆくえ
第６章 名誉の政治文化
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