出版社内容情報
【内容】
資本主義を単に経済の次元でのみ検討するのでなく,資本主義社会の次元で--政治・国家・文化・道徳といった社会の他の構成分野との関連で問い直すことを,経済学史を貫く新しい問題意識として分析,鋭く現代に迫る。
【目次】
1 アダム・スミスの政治経済学再考
2 リカードゥの賃金論と経済社会像
3 J.S.ミル『経済学原理』の課題
――自由とデモクラシー――
4 シスモンディと古典派経済学
5 マルクス労働価値論と自然の価値
6 グスタフ・シュモラーと歴史的方法
7 ケインズの描いたA.マーシャル像
――マーシャル夫妻共著『勤労の経済学』(第3版、1885年)の存在の意義――
8 ケインズの経済政策とその後
9 カウツキーの「分権主義」思想と民族理論
10 スラッファ体系の構造と特質
経済学史略年表
目次
1 アダム・スミスの政治経済学再考
2 リカードゥの賃金論と経済社会像
3 J.S.ミル『経済学原理』の課題―自由とデモクラシー
4 シスモンディと古典派経済学
5 マルクス労働価値論と自然の価値
6 グスタフ・シュモラーと歴史的方法
7 ケインズの描いたA.マーシャル像―マーシャル夫妻共著『勤労の経済学』の存在の意義
8 ケインズの経済政策とその後
9 カウツキーの「分権主義」思想と民族理論
10 スラッファ体系の構造と特質